デイ・アフター・トゥモロー - 2004年06月23日(水) 正直CMを見ても見に行く気があまりなく、パニックモノでインデペンデンスデイ系と雑誌で見た時に、「あぁ、アメリカ万歳映画か・・」と思っておりました。(^^;) 友人に半強制的に連れて行かれ、見るか見ないか悩んでいたのですが、主人公役が私の大好きな映画「ムーン・ライト・マイル」の人だ・・と知り、それなら・・と見る気になったのですが、いい意味でこの映画は裏切ってくれました!! ただのパニック映画ではなく、人間の成長物語り(特にアメリカ副大統領の..)とてしも楽しめました。 一番印象に残ったシーンは、副大統領が最初は傲慢で嫌なヤツだったのが最後、大統領になった時にTVで演説したシーンかな・・。 色んな体験をして変わっていった・・というのがとても巧く描かれています。ここは必見!!(笑) その他、浮浪者のオジサンと金持ち息子が図書館で心が通じるシーンでしょうか。 凍えて暖をとっている時に、オジサンが本を破った紙を懐にどんどん入れていて、それを不思議そうに金持ち息子が、見つめ訪ねると・・ 「こうすると温かくなるんだ。ホントは新聞の方がいいんだけどな。」と言って微笑むオジサン。 すると同じように本を破って懐に入れる金持ち息子。 その後、二人がニッ・・と微笑み合いするシーンはなんか、見てる方も温かい気持になった。 シリアスな話ではあるけれど、ちゃんと笑えるシーンも入っていて(税金の本を燃やすシーンとか・・) 図書館の司書(?)が、どーしてもこれだけは燃やさせない!!と言って本を抱え込んでいるシーンとか、リアルだったなぁ。本好き・・ってあんな感じなんだよね、ホント。(笑)あれ見てて、あぁー私もなんか抱えてそうだわ・・とか思った。(笑) 多分、あの映画で一番自分に似ているキャラクター。(爆笑) まぁ、突っ込もうと思えば色々あるだろうけれど、従来のパニック映画の中では秀作だと思います。 素直に面白かった。 何よりこの猛暑の中、あの画面を見るだけでも価値はあるかも。(^^) とっても涼しい。 いや、むしろ寒かった・・・・。(笑) 冬は見ない方がいいでしょう。(笑) アメリカが難民になる事もあるかもしれない・・という発想があの映画を面白くしたな・・とも思いますね。 今の時代を良く捉えているというか・・・。(アメリカに限らず、日本もそうなったらどうなるんだろう・・とか普段から良く考えていたので...) 1800円払っても惜しくはないぞ!! ★突っ込みどころ★ 出てくる日本が(多分東京のつもりなんだろーが...) ここは香港!? それとも台湾!? と、思わず吹き出しそうになったシーン。 いやぁ、あれは可笑しかった。むしろ狙った??(んなバカな・・) ある意味、見どころ!!(笑) ...
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