21g - 2004年06月09日(水) これは絶対見るぞー!!と、思っていたところへ小説とかの趣味が合う友人が久しぶりに帰省してきたので一緒に見に行きました。 ショーン・ペンは、ミスティック・リバーよりこっちがいいと思うのは私だけ??? とにかく主役3人の役者が良かった!!凄かった!! 取り方も、パルプフィクションみたいに3人のそれぞれの話が時間軸がバラバラに進行していって最後に全部が繋がるんだけれど、そのまとめ方がとても巧かったと思う。1つ間違えると訳判んなくなるんじゃないかなぁ。あれって。 それが絶妙で、結構ドキドキして見てました。 21gって、人が死んだ時に減る重さなんだけれど、小さい頃に世界不思議現象なる本を好んで良く読んでいた私は、この魂の重さを読んだ時もドキドキしたなぁ・・とか、映画始まる前に色々思い出してたんだけど、映画を見た後は、不思議・・って言うより「命の重さって平等なんだ・・。」って、当たり前に教わってきた事を頭じゃなく、心に教えられたような気がしました。 どんなに偉い人だろうが、乞食だろうが、犯罪者だろうが、死んだ時に減る魂の重さは21g......。 映画の中の3人は、 更正して歪んだ形であったけれど、立ち直ろうとしていた処へ、誤って人を跳ねてしまい、人殺しになってしまう男。 そして家族を一度にその事故で亡くしてしまった女。 その死んだ人間の心臓を移植され、何とか生き存えている男・・・。 という形で繋がっていく。 ラストシーンは結構見る人で感想が変わるだろう・・と思う。 貴方だったらどう思いますか?と、問われているようで何とも言えなかったが、だからとてもリアルだった様に思う。 ...
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