コンフェッション - 2003年08月29日(金) (原題)CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND 上映時間: 1:53/製作国:アメリカ/カナダ/ドイツ 監督: ジョージ・クルーニー 日本初公開: 2003/08 実はこれ、私は2回見に行ったんですよ。 1度目は久しぶりに会った同級生が映画見たいから・・という事で、一緒に行ったんですが、もう最悪でした。。 いえ、映画ではなく、彼女が・・・。(汗) 始まって間も無いくらいから、ため息はつきだすわ、なんかそわそわし始めるわ、こっちまで映画に集中できなくなってイライラ。 どーもこの手の映画は苦手だったらしく、笑えない映画はつまらない。と、ほざいたもんで、帰り際にプチッと切れてしまい、思いっきり、説教(?)して(好き嫌いは個人の勝手だが、映画館で人に聞こえる程のため息や愚痴を言うなっ!!・・と。)しまった私。。。。(苦) もう二度と彼女と映画は見に行くまい。と決心した映画でもあります。(笑) この映画は、実在するアメリカのテレビ界きってのの名プロデューサー、チャック・パリスの自叙伝が原作。 どこまでがホントなんだか、どこからが嘘(っていうか脚色?)なのかを心の中でニンマリしながら楽しむ映画となっている。(多分これができない人は、さっきの彼女同様、深い溜息をつくのかもしれない。/笑) ジョージ・クルーニーが初監督に挑む!!と言うのでも、注目されていましたが、出演者がとにかく凄い。 ジョージ・クルーニー、ドリュー・バリモア、ジュリア・ロバーツ、ブラッド・ピット、マット・デイモン なんじゃこりゃ!!っていうくらい、出てくる。オーシャンズと愉快な仲間達状態である。(ブラピとマットはカメオ出演なんですが、「えっ!?こんなとこに??」というシーンに突然出てくるんで見逃さないよーに!!) チャック・パリスというだけでも、向こうでは超有名人。日本のバラエティテレビの大半がこの人がいなかったら出来ていなかったと言われるくらい、国外的にもTV界に於いてのカリスマなのですが、その誰からも富みと名声を手にした男!!と思われている彼の2面性が鍵になっている映画です。 表の顔は「売れっ子プロデューサー」しかし裏の顔は・・・。 「CIAに雇われた暗殺要員」。 まだ売れていなかった頃に、ひょんな事から裏世界に足を突っ込んでしまう主人公。ヤバい。。。と思った時には、もう逃げられない。 売れっ子になったらなったで、今度はそれを利用して海外に行き、暗殺を依頼されてしまう・・・・。 何も知らない破天荒でキュートなヒロインをドリュ−・バリモアが演じていますが、私はチャ−リ−ズ・エンジェルよりこっちの彼女の方が大好きです。ホント可愛いvvと思えた。 チャックと同じく暗殺要員で悪女の魅力をふりまいているらしい(失礼・・)のがジュリア・ロバ−ツなのだが・・・・・。 ちょっと私的には、これはどーよ??ってくらい似合ってなかった。 人間向き不向きが・・・・と、つい口を挟んでしまいたくなるが、もしかしてこれが狙いなのか???と、深読みしてしまう私でありました。(苦笑) しかし・・・なんでクルーニーの映画にいつもくっついて来るねん??(笑) ドラマの間間に、実際チャック・パリスと面識のある人物が登場しインタビュー形式で当時の事を語る手法は面白いが、判らない人には多分判らないと思う。(混乱してる人も多かったようで・・。) 一風変わったドラマになっている。 見終わった感想は、これがホントなら彼はかなりの【好色一代男】なんだな・・と・・。(←それが感想かよ!!) いえ、ホントにねぇ。(笑) まぁ、小さい頃の家庭環境がトラウマとなってて屈折した恋愛感を抱いていったんだなぁ・・・っていうのが、最後の方に描かれています。 しかしこれもハッキリとセリフにはないので、判らん人には判らんらしいですが・・。(私には判らん事が判らんので、突っ込まないで下さいね。) 恋人を愛しているのに、結婚・・となるとトラウマが邪魔をして心を閉ざしてしまう。 永遠の愛なんか信じられない!!っていう風に、伝わってきましたが、それでもいつも帰っていくのは彼女の元・・・。 自分なりに愛しているんだ・・と、切々と呟くシーンは、思わず「それが愛や恋を超えた絆だろっ!!」と、言ってやりたくなるくらいはまって見ていたようです。(苦笑) 付いてける人には結構面白いんだが、付いてけない人には多分物凄くつまらないんだろーなー・・と身を持って実感した映画。(笑) 因に私はこーゆー映画好きなんで、気の会うヤツともう一度見に行った訳です。ハイ。 捻た映画ファンに特にオススメ。 (普通の娯楽大作や普通のハリウッド映画ファンにはオススメできません。/苦笑) 余談ですが、結構Hシーンがあるので付き合いの浅いカップルや、男女のお友達コンビで見るのは、気まずくならないよーに御注意下さい。(笑) ...
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