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■ Homo Ludens / 遊ぶこと、たのしむこと
6:25 起床 6:30 朝食 7:30 朝の仕事開始 12:00 昼食 13:30 昼の仕事開始 17:30 作業終わり 18:00 風呂、夕食 19:00 集会所で獅子の練習 21:30 練習終わり、エンドレスでお酒(けっこう断ってるけど)
とまあ、タスクスケジューラのようにほぼ毎日きっかりと同じリズムが続いている。 睡眠時間以外、一人になる時間というのがほとんどないことに今さら、気付いてみた。 そして、うわさの沖縄パインツアーとやけに似たリズムである。 違いとしては、沖縄は「遊びである。だからこそ、真剣に遊ぶ」のに対して、こっちは「仕事である。真剣にやればやるほど、かったるい」ことか。突き詰めて言うと。 世の中には「趣味は仕事です」って人もいるからねえ。きっと仕事でも真剣に「遊べて」いるんだろうって思うと、うらやましい。
遊びは、真剣にやればやるほど、楽しくて仕方ない。そういうもん。 獅子でもベテランの人がいて、むちゃくちゃ厳しいんだけど、ほんとに楽しそうにやってる。 何も教わらずいきなりやらされた初日に「おい、何しよんどー」って大声でダメ出しくらったときはさすがにカチンときたけど、遊びだからこそ、手を抜かないというのは、考えてみるとさっぱりしていて気持ちいい。
自分も、パインツアーの村のエイサーはさすがに体に染み込んでしまっているから、ひょっとしたらこの人と似た立場なのかもしれないな、と思った。 だとしたら、初めてだろうがよそ者だろうが、なあなあで手を抜いていられないという気持ちは当然だな、と思った。
その人が、あるとき「遊びだもん。楽しくやらなー」って言ったのが、妙にどっしり響いて驚いたことがあった。 言葉はありきたりすぎるくらいありきたりだけど、その人の言う「遊び」「楽しく」の意味が、まるでありきたりではないからだな、と思う。 砂場で夕方まで遊んで、飽きたら帰る、という種類の「遊び」「楽しい」ではない、ということです。あー、説明へたくそだけど。
ずるい言い方だけど、「大人の遊び」ってことだと思う。 はるかに深くて、広がりのある楽しみを、味わえるかどうか。
以前、イチロー(野茂だっけか)がメジャーのオールスターに出場するとき「楽しんできたい」と言っていたのはまさにこの意味で、マスコミはそろいもそろって“ありきたりな”「楽しい」の意味だと取り違えていて可笑しかったけれど、あのときはひそかに「すごいことを言うなあ」と思った。
とりあえず、「キツネ」の役を一通りこなせるようになるまでは、そんなことも言えないわけで、あと10日たらず、気合を入れなければ。
2004年05月10日(月)
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