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■ 勝手にどうぞ。俺は帰らせてもらうよ
日曜日に帰国を控え、同居のNさんは一日中荷造りや掃除に忙しそうだった。僕もそろそろ準備を始めないといけないのだが、腰が上らない。むしろ、借りたVCDも焼いて持って帰ろうかなどと荷物を増やすことばかり考え付いて、悩みは深まるばかり。船便でも、けっこう高いのよね。
だいたいサイトを作ったのは、家族への「元気でやってるよ」という連絡代わりのはずだったけれど、いっこうに見てくれている気配がなく、それに帰国してしまえばそんな目的も無意味になってしまうわけで、ここ2,3日ちょっとサイト運営について考え込みがち。
手続きそのほかでバタバタして、いらいらして、人の態度にいちいち腹が立って、まあ正直「結局マレーシアへ何をしに来たんだろう」と落ち込んでいる。
彼らにとってはどうでもいい奴のどうでもいい帰国なんだろうけどさ。はっきり言って。人との付き合い方に不満がありすぎて、それが帰国直前のここにきて自分のなかで爆発している感じ。
広い世界のなかの、狭くて涼しい部屋で、いつまでもだらだらと他人の評価を続けていればいいんだよ。
どんなに正確に日本語を話していても、まるでコミュニケーションが円滑に成立しない。もちろん自省を込めて言うけれど、これじゃ語学の先生なんて百年たっても低く見られたまんまだよ。
2003年04月10日(木)
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