|
|
■■■
■■
■ 気分はだぼだぼソース
今日も当たり前のようにロティ(素朴なパン)がうまい。
前にも日記に書いたと思うけれど、相変わらず「ロティ・サーディン(いわしのすり身入りロティ)」のとりこ。ロティだけだと男には物足りないが、たっぷり包み込まれた香ばしいいわしが無遠慮に胃の中で暴れるのはほとんどマゾ的快感なのだ。
近所のレストラン「マジュ・マジュ」ならロティ・サーディンはRM2.30(約80円)。具なしのロティ・コソンRM0.70(約23円)、けっこうボリュームのあるガーリック・ナンRM2(約66円)と比べても少し高いのだが、マレーシア料理と言って人が思い出すナシゴレン、ミーゴレンなどは何かしら具を入れると最低RM4にはなるから、やっぱりロティは貧乏人の食卓では王様である。
(関係ないけど果物の王様(ドリアンね)は、俺いまだに一かけの半分しか食えません。大きいやつは一個に4かけ、5かけ入ってるけど、うちの同僚などは一度に一人1個(!)あるいはそれ以上も食っちまう・・・すげえ。あの果実俺には未知の生物の脳みそにしか見えんが。)
さてロティは安くていいのだが、それ以上に喜ばしいのがロティについてくるカレー各種。どうやら「カレーかけ放題」らしいのだ。例えばロティ・サーディンを頼むとサンバル(マレーシアを代表するチリソース)とカレーが穴ぼこプレートについてくるのだが、いくらでもお代わりがきく。具だくさんの野菜カレーを延々とただでお代わりして食い続けることも可能である。やったことないが。
持ち帰りにしてもらうと、明らかに2,3食分ありそうな量のカレーをつけてくれる。俺はいつもこいつをとっておいて、翌朝食パンなどにつけて食っている。 サテーを持ち帰りで頼んでも、例のピーナツソースを処分に困るほど添えてくれる。
そう、どうやらここは「だぼだぼソース」文化の国、らしいのだ。 例えばマック。ポテトにソースをつけてくれるのは日本と変わらないが(ケチャップとチリの2種類のみ)、店員のねーちゃんほとんど鷲づかみでソース袋をトレーに投げている。どんなに少なくても3袋。ひどいときは何にも言ってないのに5袋とかついてくる。逆に食えねえだろ。
でも周りを見渡すとけっこうみんな使い切っている。あれじゃポテトを食ってるんだかソースを食ってるんだかわかりゃしない。で俺など貧乏根性まるだしで、「何かに使うかも・・・」なんて言いながらソースだけ持って帰ったりして、やっぱり使わないから引き出しの中が袋入りケチャップだらけになっている。
しかし、日本のマック(他店はどうか知らないが)で、例えばBBQソースとマスタードを両方つけたいって言う人も多いと思うのだが、いつも必ず断られるのはどうしてなんだろう。しかも店員、笑ってこそいるが「ソース複数添付断固拒否」のマニュアルでもあるのか、ほんとにかたくなに拒絶する。
いいじゃねえかケチくさい・・・と思ったのは俺だけじゃないはずだ。藤田田も引退することだし、露骨でいやらしい価格競争などやめて「各種ソースだぼだぼサービス化」を真剣に検討して欲しい。
なに肥満? いやー俺こっち来て7キロやせたよ。癒しのだぼだぼソース。ぐふふ。
2003年03月15日(土)
|
|
|