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■ 異国暮らし、小さな想い
初めてのクラスが先週終わったが、今日から早くもB2(Beginner 2)に持ち上がり。他の先生が担当した学生も数人入って、19人でスタートである。自己紹介にすこし手間取って、予定ほど進めなかった。 終了後、いつもにぎやかなフローラさん、ケンさん、エリカさんの3人娘(表現ふるっ)と一緒に、ビールを飲みに行く。自分から「ビールが好きです」と言うマレーシア人は少ない。特に女性では、僕が会ったのは、彼女らが初めてだ。 店はタイパンのパブで、やっぱりテレビの音が不必要にでかい。彼女たちはCourt 3で一緒に住んでいるのだそうで、あの店もうまいこの店もうまいとタイパンじゅうの店を論評していた。 ケンさんが25歳で、あとの二人は年上だというのには驚いた。マレーシアで女性の歳を推測するのはやめようと改めて思った。日本人も含めて、みんなやたらと若く見える。 カルチャーギャップをほとんど感じない。「外国人」との会話でありがちな、「日本では/日本人って・・・」「マレーシアでは/マレーシア人って・・・」という話題は皆無で、日本で同年代の女の子と話しているように錯覚するくらい、いろんな肩肘張らない話題があふれていた。 会社の男性陣の寸評から始まって、使っている化粧品や買い物スポット。恋人たちとの好消息(ハオシゥシ)。今のクラスの人たちについて。まあ、よく笑うことだ! こっちも楽しんでんだけど。
(逆に「ガイコクジンというのは日本人と感性が違うから」という先入観を、無意識に持っていた自分に気づかされた。一番の差別主義者というのは、自分の偏見に気づいていないものだ。えらそうなことを言っている人は眉唾眉唾。「人間なんてみんな大して変わりはしない」なーんて、本当の本当の本心から言える人は世界に何人もいないはずだ。自分がジンケン問題に直面したとき、僕たちはまるで「今回だけ例外」とでも言うようにふるまいがちだ。いつだって、裏切りというのは簡単な解決方法だから。そして、偏見を持っていたほうが楽に生きられる。)
週二回会うと知りつつ夜長かな
2002年09月23日(月)
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