| 2006年07月01日(土) |
-シーカヤック『出会い』- |
週末に、伊豆でシーカヤックをしてきました。
川や湖での経験はあるものの、
海でのカヤックは、ちょっと別物でした。
空は晴れていましたが、風が結構吹いていて、
波は高いし、風と波で、漕いでも進まないような場面も。
「こんなところに、カヤックと、自分の体ひとつで
漕ぎ出してしまっていいのだろうか？」
という思いも抱くような海でのカヤックでしたが、
「動力のないこの小さい船と自分の体だけで、
こんなところにも漕ぎ出すことができるんだ」
ということを感じました。
岩壁のクラックにひとり入っていったときのこと。
明るかった外。
しんと、薄暗い洞窟の中。
洞窟のちょうど真ん中あたりの海底に
何か居る！
エイでした。
1m弱のエイ。
自分の艇のほんの1m下に。
怖かった。
身ひとつの自分の頼りなさと、
自然の大きさ、生き物に対する畏怖のこころを感じた
すごく大きな経験でした。
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