「幸せになることはね、簡単なことなんだよ。人をやめてしまえば良い」

 京極夏彦原作「魍魎の匣」劇団てぃんか〜べるの舞台を観に行きました。
 公演時間3時間10分!しかし、その倍以上の時間を新幹線に乗ってたっていうのはどうよ?まあ、隣の席の人は静岡の人だったし、その隣は茨木。最終日に来るというお隣さんのお友達は名古屋。いろんな所から皆さん来ているようでしたが。

 感想。良かった!一日使って遠出したかいがありました。おもしろかったよ〜!原作付きでドラマなり映画なりになったもので、こんなに満足したのは初めてです。
 舞台を挟んで客席があって、私たちがすわった席と前の席の間にも小さな舞台があるという舞台配置。四方から湧き出てくる魍魎。自分も一緒に憑き物落としをされているような気分を味わえました。
 皆さん女の方ということでしたが、京極堂の方は男の人に思えて仕方なかったんですが。榎さんの台詞は何言うか分ってるんだけど、会場から笑いがおこってました。木場修をボロくそに言った後の「竹馬の友だ!」とか「(関君を指して)こちらが御本尊の御亀様です!」とか(笑)。鳥ちゃんも出るとばかり思っていたんですが、いなかった。敦っちゃんがかわりをしてました。生「うへぇ!」が聞いてみたかったのにな(笑)。

 最近でた妖怪シリーズは多々良センセイとか百器徒然袋とかどっちかっていうと軽めの中編お笑い系(笑)が多かったので、近いうちに「オンモラキ」が出て欲しい!と改めて思いました。(まいやん)
2001年11月23日(金)

■DIARY■ / まいやん

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