与太郎文庫
DiaryINDEXpastwill


2017年03月11日(土)  著作権の行方 〜 誰が為に金は回る 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20170311
 Ex libris Web Library;やなせ たかし《著作権制度100執念 19990722》
https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/1999/0722/index.html
 
…… 著作権の問題はどう対応すればいいのですか? 
 NHKにクレームを付けられればお詫びしなければいけないのでしょうね。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030318 音声と画像の著作権
 
〔絡〕 トスカニーニ
 
…… すると理髪師は「わたしは、そのLPを持っています」と応じた。
(略)「なにしろ、トスカニーニ全集を買ってましたから」と補足した。
https://twitter.com/awalibrary/status/416266865556459521
 
 Egmont Overture Op.84 Toscanini 1939 NBC Beethoven Cycle 4th Concert
…… 消えたユーチューブ Toscanini NBC Broadcast January 17th 1953
https://www.youtube.com/watch?v=w2sRYuRNn2U
 
 よく似ているか、演奏時間が短く(7:50/13:54)、針音あり。
http://www.bing.com/videos/search?q=%e3%80%80Toscanini+NBC+egmont&&view=detail&mid=89874BF59245325CAF0B89874BF59245325CAF0B&FORM=VRDGAR
 Egmont/Don Pasquale - Arturo Toscanini 19xx (Facciate:2)
 
 ニューヨーク留学中の有賀博士は、カーネギーホールでトスカニーニ
を聴いたそうだ。その息子は留学しなかったが、日本で映画を観ている。
── 《カーネギーホール 19470228 Aerica 19520125 Japan》
 
(トスカニーニは、オイストラフが聴けるなら何処へでも行くといった)
 かつて増田 勇三先生に「プロは音型が違う」と教わったのはこれか。
 近頃、ユーチューブで《エグモント》を聴いて、まさに実感する。
 
〔哀〕 エグモント
 
 あきらかに、ここぞというフレーズは、楽譜どおりではないはずだ。
 むかし読んだ論評は、トスカニーニが音程や速度に忠実だったとある。
 たとえそのような印象であっても、その速度は随処に“タメ”がある。
 
 与太郎が指揮した《エグモント》の難処も、楽譜どおりだと平坦で、
際立たなかった。そこで独自の“タメ”をメンバーに強要してみた。
 すると、はじめは渋々でも、ようやく本番で効果を実感したはずだ。
 
 もう一箇所の“タメ”は、後半に斬殺を想像させるフレーズがあって、
アマチュア指揮者は歌舞伎のような“ミエ”を切ってしまう。これでは
あまりに通俗的なので、むしろ与太郎は、控えめに“パス”した。
 
 この解釈は、当時の録音を繰返し(数百回も)聴いて、つぎのような
結論に達する。ベートーヴェンの“運命”を理解できなかったゲーテを、
それでも尊敬していたため、通俗的な劇音楽で迎合したのではないか。
 
〔度〕 ドゥダメル
 
 このことを、つぎのような仮説で説明したかったのだ。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/18100615 エグモント年譜 〜 ゲーテとベートーヴェンの運命 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19980124 エグモント除説 〜 ベートーヴェン《運命》の通俗篇 〜
 
 くりかえし書くが、ゲーテは音楽の絶対性を理解できなかったので、
ベートーヴェンが譲歩して、通俗性を強調したのではないか。すなわち、
音楽を理解できない俗人にも、伝えたい哲学性があったのではないか。
 
 ちかごろの指揮者が、ぴょんぴょん飛跳ねて、やたら聴衆に迎合する
のも我慢がならないが、お高くとまって気取っていては、聴衆を失なう。
 与太郎の幼い記憶にも、この両面性が同居していたように思える。
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20090220
 駿才 〜 ムラヴィンスキーの精神をムーティの手から奪う男 〜
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081018 音を引き出す棒切れ
 
〔忌〕 ピカソ
 
…… 世代的には、淀川 長治が大島 渚を、大島 渚が北野 武を論評す
るかのごとき内々感。あたりさわりなく、どちらも焦点が合っていない。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20170328 父は右系、叔父は左系
  |
“ピカソの1枚”として「泣く女」(1937)を選び、その魅力を語った。
── 《日曜美術館「ピカソ×北野 武」20170409 NHKe》
http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1491716810/
 
…… 元々は 19650101 に特集番組として放送され、同年5月より約1年
間、総合テレビの日曜朝8時台で放送された30分のインタビュー番組
『(旧)日曜美術館』が母体である(Wikipedia)
 |
 この番組は「もとは竹内 康の草案だった」という同期生の証言あり。
 すこし早すぎるので真偽不詳だが、すでに彼は高校時代に論じている。
 彼は悪筆だったので、決して絵を描かなかったが、的は射ていた。
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19580901
 リルケとピカソ 〜 To go, or not to go. 〜
── 竹内 康《山脈・第十六号 19581010 同志社高校文芸部》
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19580625 無情について
── 竹内 康《山脈・第十五号 19580625 同志社高校文芸部》
…… 《遭難 〜 谷川岳の記録 19580311 岩波映画 日活》
 |
 竹内 康 元NHK局長 19400930 京都 20090311 68 /旧暦15.0829-旧暦21.0215
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20090311 如望忌
 如月の望月 〜 花のもとに生れて死なむ 〜
 

http://twitter.com/awalibrary
http://twilog.org/awalibrary(ツイログ検索)
http://booklog.jp/users/awalibrary(書籍目録)
 |
http://q.hatena.ne.jp/adlib/(はてなQ&A)
http://d.hatena.ne.jp/adlib+bilda/(準公開)
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_note.php?writer=gswyn755
 |
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20170311
http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html(与太郎文庫)

 
(20170410)
 
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
↓=Non-display><↑=Non-display
└┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘ 
 


与太郎 |MAILHomePage

My追加