与太郎文庫
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2009年01月15日(木) |
水際の英雄 〜 Miracle of Hudson River 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20090115 1.英語ぎらい 〜 文法・授業・宿題 〜 小学校三年のとき、同級生の父(女子高教諭)の自宅私塾に通った。 この年令で、発音と筆記体の基礎を学んだことは後々役立った。 しかし、中学三年あたりで効験うすれはじめた。 味気ない文法や、脈絡のない単語に追われて、興味を失ってしまった。 いま思うに、せめて英語の歌でも丸暗記すべきではなかったか。 フォスターやビング・クロスビー、ガーシュインの楽譜があれば……。 ホリエモンは、くりかえし受験の決め手は英語だ、と云っている。 そもそも世の中に出て、役立つかどうか、という議論は意味がない。 ほとんどの日本人が、生涯に遭遇する外国人は数人にすぎないからだ。 競争の手段として、むしろ実生活からはなれた知識が適しているのだ。 写実的な絵画だと、中学生以後は、いくら努力しても上達しないが、 抽象画や書道なら、ある程度は努力の成果が認められる。 http://q.hatena.ne.jp/1134136382 ↑あなたは英語が読めますか? ↓会話した外国人 http://q.hatena.ne.jp/1187110843 2.パソコンぎらい 〜 英雄登場 〜 政治家の、だらしない失言や失態に、うんざりしていたところ、忽然 として英雄が出現した。川に不時着して、乗客乗員155人を脱出させ、 みずからは最後に生還するという、とても分かりやすい設定である。 ばくぜんとテレビ・ニュースを眺めているうちに、だんだん面白さが 伝わってきた。どんな男か、いそいで知りたいとき、パソコンぎらいの 人たちは、あくる朝の朝刊まで辛抱するのだろうか。 ふだんは、グーグル・ニュースから選ぶことが多い。 (グーグルの取材ではなく、単なるキーワード検索の結果が羅列される) 選ばれてクリックされ、リピートされた回数でランキングされる。 ところが、いつもの設定は日本語限定だが、元ネタは英語なのだ。 最新情報が英語なら、日本の通信社や新聞社が翻訳したものだ。 それなら英文のまま読んでから、日本語で確かめるべきではないか? 3.新聞ぎらい 〜 検索は議論を終らせる 〜 右ハンドルの外車とおなじく、日本語専用のパソコンは存在しない。 もともと英語文化圏に出現した道具だから、内部の設計はもとより、 プログラム言語も、英語的発想で書かれているはずだ。 ビル・ゲイツはアメリカ人だが、ヤフーやグーグルの開発者たちは、 ロシア系・中国系が混在して、配偶者に日本女性もいる。 つまり、英米人ではなく、英語で考える人たちの情報武器なのだ。 それはさておき、英語版に切替えてみると、トップを占めているのは、 ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストではなく、個人のブログ だった。(このことは、いずれ誰もが競って論評しはじめるだろう) その前に、英語のキーワードを特定しなければならない。 まずは人名の英字綴りを確認してから、日本語ぬきで検索すればよい。 (たぶんこの作業が苦手な人たちが、パソコンから脱落するのだろう) 4.翻訳ぎらい 〜 バイリンガールズ 〜 マンハッタンの英雄:USエアウェイズ機長“サリー” ハドソン川の奇跡:20090115 15:26(日本時間 20090116 05:26) ダブル・バードストライク:水鳥の吸収 Sullenberger III, Chesley B. 19510123 America /US Airways pilot“Sully” ── USエアウェイズ社によると、同機がニューヨークのクイーンズ 地区にあるラガーディア空港を離陸したのは午後3時26分ごろ。直後 にガンの一種とみられる水鳥の群れに遭遇した。 管制記録によると、サレンバーガー機長(57)は「ダブル・バード ストライクだ」と管制に報告。左右両翼についたエンジンが同時に鳥を 吸い込んだとみられる。乗客の証言では機内に衝撃音が響き、煙のにお いが立ちこめたという。 北へ向けて離陸した同機は、高度を落としながら大きく左旋回し、ブ ロンクス地区とマンハッタン島の北部上空を横切り、ニュージャージー 州に近づく。管制官は、最寄りのニュージャージー州の小規模空港に着 陸を指示。それが最後の交信だった。機長は、最終的にハドソン川に不 時着することを決断する。 http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY200901160135.html 5.相撲ぎらい 〜 敗者は去るべし 〜 ── ニューヨークN市長は、事故のパイロットを『英雄』と呼びます http://miruia.iza.ne.jp/blog/entry/875740/ 英語仏独伊・葡・西音読器 ReadPlease &『戯曲』(2009/01/17 02:11) 11801107-1112(治承 4.1018-1023)富士川で源頼朝と平維盛が戦った。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20071105 水鳥の羽音 〜 立つ鳥跡を濁さず 〜 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19420524 水際の男 〜 水沢の小沢一家 〜 朝青龍の六連勝は流石だが、まだまだ楽観できない。 横綱審議会の面々や、テレビ・コメンテーターや元アナウンサーが、 クチバシをそろえて「惨敗」を予告したから、千秋楽がたのしみだ。 たったひとり輪島だけが「やってみなければ分からない」と語った。 彼こそは毀誉褒貶を経験した苦労人であり、豊山の新入幕(196201‥) をみた与太郎が「近代的な風貌だなぁ」と評して以来である。 6.酒ぎらい 〜 桜桃の咲くころ 〜 マンハッタンがどこにあるのか、実は数年前まで知らなかった。 廿一歳頃から、その名のカクテル(当時130円)を飲んでいたのに。 この島をインディアンから買ったジョークは、猿の惑星よりも面白い。 ── 「マナハッタ」(Manahatta)と呼ばれたこの島を、1626年イン ディアンからオランダ人が、60ギルダー相当の商品で購入しました。 このことは後日、当時の為替レートを推測した値段=「24ドル」で、 マンハッタンを購入したと言われるようになりますが、マンハッタン島 周辺は「ニューアムステルダム」(New Amsterdam)と名付けられ、そ の南端は港として栄えていきます。 その後、オランダとイギリスの海上貿易覇権争いの激化の中、英国 ヨーク公の軍隊が、海上からの攻撃でマンハッタン周辺を1664年制圧し、 ここで「ニューヨーク」(New York)と名前を変えます。 http://www1.ttcn.ne.jp/~fujiyan/manhattan/man_lower.htm マンハッタンを歩く Lower Manhattan 20021124 ┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ↓=Non-display><↑=Non-display └┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘ ── カクテルの女王とも呼ばれている逸品。マンハッタンとは、 インディアンの言葉で『酔っぱらう』という意味です。(画像出典) http://blog.murablo.jp/intel/theme/2196.html くっ!ガッツが足りない! (20090117)
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