与太郎文庫
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2007年12月02日(日) |
生没同日 〜 女性弁護士の父 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20071202 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html >> 評論家の多田道太郎氏死去 ユニークな日本文化論や文明批判で知られる京都大名誉教授で評論家 の多田道太郎(ただ・みちたろう)氏が2日午前10時ごろ、京都府城 陽市の病院で死去した。83歳だった。京都市出身。葬儀・告別式は親 族のみで執り行う。喪主は妻知恵子(ちえこ)さん。 京大文学部文学科卒。同大人文科学研究所助手、助教授を経て197 6年教授。同研究所で故桑原武夫氏に師事し、「ルソー研究」などさま ざまな共同研究に参加した。退官後は明治学院大教授や武庫川女子大教 授も務めた。 専門はフランス文学だが、日本文化論やコミュニケーション論など幅 広い分野の評論で活躍し、映画やテレビ、漫画、ファッションにも及ん だ。「クラウン仏和辞典」編さんにも携わり、「身辺の日本文化」「し ぐさの日本文化」「日本語の作法」「食の文化」など著書も多い。99 年には評論「変身 放火論」で伊藤整文学賞を受賞した。 http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2007120400870 << ── 会田雄次先生も(略)多田道太郎教授と一緒に「アイーダ大行進」 などと夜の街をさまよい、たどりついた店で、先生名義のウィスキー・ ポトルを書きかえることになった。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19970917 敗者の条件 〜 アイーダ先生との対話 〜 ── なかんずく京都大学人文研究所の会田雄次教授は「港々に女あり」 と評されるほどの粋人であった。ロジェの常連客としても花形である。 その夜は、多田道太郎教授と来られていた。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19160305 アイーダ大行進 〜 京大人品研究所 〜
会田 雄次 西洋文化史 19160305 京都 19970917 81 /“学者タレント” 多田 道太郎 仏文学 19241202 京都 20071202 83 /1976京都大学教授 ♀多田 知恵子 道太郎の妻 192.‥‥ 京都 / ♀多田 謡子 道太郎の長女 1957‥‥ 京都 1986‥‥ 29 /弁護士 久下 格 195.‥‥ 京都 /
── 多田 謠子&松田 道雄・他《私の敵が見えてきた 19‥ 編集工房ノア》 /富士 正晴・装画(A5判/カバー・扉・目次) http://books.mokuren.ne.jp/m082.shtml http://books.jeez.jp/m073.shtml ── 多田謠子さんは、私の敬愛する哲学者多田道太郎氏のたった一人 の娘さんだった。彼女が不慮の死をとげた後、私は道太郎夫妻も自殺さ れるのではないかと、とても心配だった。お二人はその後も最愛の娘の 権力との闘いの跡を、時の砂漠に流されないようにと、辛い気持ちを押 さえて、尚も生き続けている。謠子さんの伝えたかったことをこの末世 の世に伝えようとして。 この書は、謠子さんが最後の一年を共に暮らした恋人久下格さんの、 謠子さんへの哀切な挽歌である。ご両親も知らなかった謠子さんの発病 から死への証言である。どう死んだかということを書くことは、彼女が どう生きたかを書くことであった。 私たちはこの書でまた一歩、謠子さんの魂に近づくことが出来た。 (瀬戸内寂聴氏から寄せられた推薦の辞) ── 《見晴らし荘のころ 〜 謡子追想・改題 〜 19970630教育史料出版会》 http://www.aoisora.org/miharashi/miharashi.html ── 1992年、「西サハラ女性連合」が多田謠子・反権力人権賞を受賞 したので、その賞金によって代表が来日し、大阪、香川、東京で講演し ました。 しかし、モロッコの妨害によって住民投票が何回も延期されるに伴っ て活動は停滞し、その間に数人が現地入りしたに留まっています。 ── 野村 民夫「西サハラ・キャンペーン東京」紹介(19991004) http://www.jca.apc.org/~ryosaito/aol0019.html ── 多田人権省決まる(朝日):少数派の労働運動や女性の権利の拡 大に努めたきた故多田謠子弁護士の遺産を中心に設立された「多田謠子 反権力人権基金」の今年度の人権賞で、労働運動では倒産解雇に直面し ながらも会社再建に取り組む「カメラのニシダ再建委員会」が選ばれた。 (19991206) http://yosisemi-ku.ec.kagawa-u.ac.jp/~labornet/labor/labor9912a.html ── 多田人権賞に3団体(朝日):少数派の労働運動や女性の権利の 拡大に努めたきた故多田謠子弁護士の遺産を中心に設立された「多田謠 子反権力人権基金」の今年度の人権賞で、労働運動では東芝で「会社や 労組の圧力」に屈せずに「職場のいじめ」などを告発してきた「東芝府 中働く者ネットワーク」(上野仁代表)が選ばれた。(20001128) http://yosisemi-ku.ec.kagawa-u.ac.jp/~labornet/labor/labor0011c.html ── 《多田道太郎句集 2002 芸林21世紀文庫》を読む。 くしゃみしてではさようなら猫じゃらし かくれんぼ鬼さんこちら百日紅 鬱王や下駄揃えのちブランコに 臍噛むか思い出すべて遠花火 「さよなら謠子」という哀切極まる詩を含む。娘の多田謠子さんは新 左翼系の弁護士だった。三里塚闘争の活動家などの弁護に奔走、1986年 に急逝。享年二十九歳。── かわうそ亭読書日記(20040703) http://homepage1.nifty.com/~easy/2004_07.html ── 久下格さんの個人のホームページ:電気玉葱 最近ちょっと更新が滞り気味(リナックスはまりすぎ(^_^;))ですが、 Web伝送便に遡ること2年前から開設なさっている、大先輩のサイトな のです。久下さんにできるんだからと悪戦苦闘して作ったのが、実は Web伝送便だったりします。 で、その電気玉葱から「見晴らし荘のころ」という小説がダウンロー ドできるようになっています。 「見晴らし荘のころ」(「謡子追想」改題)のページ これ、実は1997年に教育史料出版会から出版されました、「謡子 追想」という小説の原本です。この本には「人は愛と闘いに生きられる のか」というすごい副題が付いています(^_^;)。 今はネット上から全文ダウンロードして読めるようになっていますが、 私は是非単行本板を購入してじっくり読まれることをお勧めします。 上記のサイトからも注文できるようになっています。 ご本人は大恋愛小説だと銘打っておられますが、・・・その通りです (^_^;)。 実は(って、“実は”ばっかり)、当時この小説の書評を私が伝送便 に書いています。今読むとちょっとかなり恥ずかしいのですが、電気玉 葱さんのサイトにもまだ残っていましたので、この際だ、再掲しちゃえ (^_^;)。 http://densobin.ubin-net.jp/dsbnow04/04now15.htm ── 4・28原告団に「反権力人権賞」 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20090414 二人の名付け親 〜 ♪冬でもないのに 〜 (20071204)(20100503)
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