http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070809
理事長は、史上もっとも人気のなかった大横綱だった。
もっとも人気のあった大関に、通算7勝13敗と負越している。
「あんまり顔がおかしくて、力が抜けた」と弁解したという。
そんな二人が、引退後も仲良くできないのは当然だ。
すれちがっても、互いにソッポを向くにちがいない。
そこで、こんどの厄介な問題が起きてしまった。
そもそもは、場所後に提出した診断書から始まった。
腰痛を治療するため、巡業に参加できないというものだった。
ところが、故郷に帰って、サッカーに興じたことがバレた。
腰痛で、サッカーなどできるはずがない、と協会関係者は怒った。
この時点で、理事長が本人と親方を呼んで、事情聴取すべきだった。
むろん「ごめんなさい」「気をつけろよ」という訳にはいかない。
藤ノ川 裕己茂 元関脇 19460928 北海道 /伊勢ノ海親方(生活指導部長)/籍=森田 武雄
北の湖 敏満 横綱 55 19530516 北海道 /日本相撲協会理事長 9/籍=小畑
朝汐 太郎 元大関 19551209 高知 /高砂部屋親方 7/籍=長岡 末弘
朝青龍 明徳 横綱 68 19800927 Mongol /1997来日1999入門2001入幕2002大関2003横綱
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□□ □□ 主治医 19‥‥‥ /200707‥診断「疲労骨折のため治療を要す」
本田 昌毅 心療内科医 1970‥‥ /20070805診断「神経衰弱でうつ病の一歩手前」
今坂 康志 協会委嘱医 19‥‥‥ /20070806診断「急性ストレス障害」
吉田 博之 相撲診療所長19‥‥‥ /20070806立会「モンゴルに帰国させる手もある」
疑惑の原点は、虚偽の診断書である。
協会が委嘱する医師も、横綱審議会の有力者が推薦したのだろう。
理事長としては、これを問題にしたくない。
理事長は、本人とその親方にも会いたくなかったのだ。
問答無用で(記者会見もせずに)処分命令を出してしまった。
取調べなしで判決を出すようなもので、これでは世間に通らない。
なにより本人がショックを受けて、ノイローゼから欝症状になる。
たよるべき親方も、引退後のヒヤメシ待遇で、存在感がない。
当事者たちが、たがいに煙たがって、巴状の三すくみにおちいった。
疑惑の原点は、あくまでも虚偽の診断書である。
重大な治療を要するのに、サッカーができたのだ。
理事長は、張本人の医師にも事情を質すべきだった。
診断書の内容が誤っていたのなら、医師法にしたがって訂正すべきだ。
その上で、医師の指導に従わなかった横綱を叱責しべきだろう。
もしも、強要されたのなら、脅迫の主を追求すべきではないか。
◇ 国技云々(誤辞苑)
高木「相撲って、国技なんでしょ?」
小倉「国技じゃないよ、協会が勝手に言ってるだけだよ」
高木「あら、そいじゃ国技館って何なの?」
── 小倉 智昭《トクダネ! 20070806 フジテレビ》
♀高木 美保 タレント 19620729 東京 /自称“芸農人”
小倉 智昭 アナウンサー 19470525 秋田 /東京12チャンネル出身
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福留 功男 アナウンサー 19420228 高知 /日本テレビ出身
── 《ブロードキャスター 20070804 TBS》国技連発
── 朝青龍の処罰「国技」の誇りはどこへ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-25995-storytopic-11.html
── 《社説 20070803 琉球新報》
(20070810)