与太郎文庫
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2006年04月27日(木) |
桜と紅葉 〜 春秋園遊会 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060427 ── いずれサラキンの社長が園遊会に招かれ、「国民の幸せのため、 大いに取立ててください」と励まされ、お言葉を頂戴するだろう。 http://q.hatena.ne.jp/1146060065#a518525 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20041029 やはり野に置け 〜 玉と王の対話 〜 (20041028 秋の園遊会) シンジョー、円楽(紅葉を見ない)、コイズミ、退場の美学。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060422 焦点の星 〜 お後がよろしい 〜 >> <園遊会>3組名簿非公表 「個人情報」扱いに苦慮 天皇、皇后両陛下が主催して27日に開かれる園遊会で、公表を望ま なかった招待者3組の名前を明かさなかった宮内庁の姿勢に疑問の声が 上がっている。公的行事への出席なのに個人情報保護を理由に非公表と したためだが、当事者の県議会議長も「騒ぎになり、参加しづらくなっ た」と話す。毎年春と秋に開かれる恒例行事だけに、宮内庁は、一定の 公職者の要望も受けるべきかなどを含め対応策の検討を始めた。 【桐野耕一】 「招待者名簿の報道機関への提供は、目的外利用になる可能性があっ た」。同庁の風岡典之次長は17日の定例会見で、招待者に公表への同 意を求める文書を送った事情をそう説明した。同庁が2000人を超え る招待者のうち各界の功績者らを対象にこうした文書を送り始めたのは 昨秋の園遊会から。昨年4月の行政機関個人情報保護法施行を受けた措 置だ。 文書は、取材や報道の便宜を図ることを目的として個人情報を報道機 関に提供することへの本人了解を求めたうえで、同意できない場合に限 り宮内庁への電話を求める内容。昨秋は希望がなかったが、今回は「以 前出席したから」とする県議会議長のほか、元国鉄幹部と国土交通省局 長が「欠席」を理由に非公表を求め、宮内庁は要望通り3組の公表を見 送った。 園遊会の招待者は、各省庁からの推薦を受けて、宮内庁が決定してい る。公表同意を求める文書送付について、同庁は「推薦段階では各省庁 が公表を前提に情報を上げているか分からない。報道機関への情報提供 が個人情報の目的外使用の恐れがあり、了解を取る必要があった」とす る。 行政機関個人情報保護法は、情報を目的外で提供する条件として、本 人の同意がある場合や特別な理由があるケースと規定している。このた め、同庁は「招待者を公表することが特別な理由にあたるかも検討した い」と話す。 同様なケースに、首相主催の「桜を見る会」があるが、招待者はもと もと非公表だ。叙勲や褒章については名簿は公開されており、個人情報 保護法の施行後も変化はない。内閣府賞勲局は「国民に幅広く祝っても らうことが前提で、授与と氏名の公表は一体」としている。 宮内庁の姿勢について、個人情報保護法に詳しい岡村久道弁護士は 「園遊会は公益性が高い。個人のプライバシーに比べて公益性が優先さ れるべきで、個人情報の過剰保護だ」と指摘している。 <園遊会> 1953年から始まり、当初は秋だけだったが、65年から春と秋の 年2回になった。招待者の名簿を当初から報道機関に公表してきた。現 在は、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれている。 (毎日新聞)20060420 15時14分更新) << (20060427)
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