与太郎文庫
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2005年04月02日(土)  カトリックの落日 〜 歴史的秋分 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050402
 
── 仏教の彼岸思想は、春分待望・秋分願望に由来する。太陽が昼夜
を等分する現象は古代の謎であったが、その周期を論じることは中世ヨ
ーロッパで封じられた。いまも人々は「日は昇り、また沈む」という。
── 阿波 之男《十月X日の春秋反歌 19920623 Awa Library》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19921025
 
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 ローマ法王:死去、84歳 激動の国際政治に深く関与
 
 全世界10億7000万人以上のカトリック教会信者の頂点に立つロー
マ法王ヨハネ・パウロ2世(本名カロル・ボイチワ)が2日午後9時3
7分(日本時間3日午前4時37分)、ローマ法王庁(バチカン)で死
去した。84歳だった。後任の新法王は「コンクラーベ」と呼ばれる、
枢機卿会の選挙で選出される。
 
 法王は2月1日、インフルエンザによる急性喉頭(こうとう)炎で入
院後、体調が悪化し、入退院を繰り返していた。法王庁によると、法王
は今月1日、心臓機能が大幅に低下、「極めて深刻」な状態に陥り、臨
終間際のカトリック信者のための秘跡の儀式を受けていた。
 
 ポーランド人のヨハネ・パウロ2世は78年10月、急逝したヨハネ
・パウロ1世の後を継いで264代の法王に就任。イタリア人以外では
456年ぶり、スラブ系では初の法王となった。1980年代には共産
主義体制下の祖国における反体制自主管理労組「連帯」運動を支持し、
旧ソ連・東欧圏崩壊につながる国際政治の激動に深くかかわった。キリ
スト生誕2000年を祝う「大聖年」を主宰し、分裂したキリスト教会
の和解や異宗教との対話に力を入れていた。
 
 法王は81年5月には、バチカンのサンピエトロ広場でトルコ人の男
に狙撃され、重傷を負ったが、4日後に病床で「犯人(の罪)を許す」
との声明を発表した。
 
 在位年数がはっきりしない初代ペテロを除けば歴代2位となる26年
間余の在位中、精力的に世界中を旅し、日本(81年)を含む130以
上の国・地域を訪問、史上例のない「行動する法王」像を打ち立てた。
── 海保 真人《毎日新聞 20050403 05:58:00》
 
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 Copernics,Nicolaus  14730219 Poland 15430524 70 〜《天球の回転について 1543》
 Glilei,Gallileo    15640215 Italy 16420108 77 〜《新科学対話 1630-1632》
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 John Paul II,Johannes 19200518 Poland 20050402 84 在位[19781016-20050402]
 Benedict XVI     19270416 Germany       在位[20050424-]
 ベネディクト16世(Benedictus)ラテン語の正式名称はベネディクトゥス16世、ヨーゼフ・アロイス・ラツィンガー(Joseph Alois Ratzinger、ラテン名はヨセフス・ラツィンガー=Iosephus Ratzinger)
 
19200518 クラクフ近郊のバドビツェに生る(籍=Wojtyla,Karo)
1946‥‥ 司祭に叙階。
1963‥‥ クラクフ大司教。
1967‥‥ 枢機卿。
19781016 ローマ教皇(264-265代)選出。
19810223 初の訪日(200001‥までに計89回117カ国を訪問)。
19810513 狙撃事件で重傷
19890923 地動説公認“歴史的秋分”ガリレイの生地訪問
19891002 英国教会との和解。
19891018 NASA木星探査機「ガリレイ号」発射
19891201 ゴルバチョフ会談(ソ連邦最高会議長)で共産圏初の「宗教法案」
19961023 進化論容認(ただし人間の精神は神の創造物)
19991224 キリスト生誕「2000 大聖年」主宰
20050327 最後の「復活祭」
20050402 21:37:00(日本時0403 04:37:00)死去。

 
── 自分が、その正しさを誰にも劣らずに信じ、かつ認めてきた結論
が、後になって他の人によって、簡単に暴露せられ、その誤謬を指摘さ
れるということは、‥‥痛ましい、不愉快なことに相違ありません。私
はこのような感情を、‥‥新しく発見された真理を受けいれるよりも、
古い誤謬にしがみつこうとする一種の病癖と欲望であると考えたいので
す。そして、この欲望は、しばしば世人を誘惑して、ただ多数の、かつ
無知な大衆の意見を刺戟して、自分の論敵の名声に対抗させたいばかり
に、自分自身にとっても十分に明白な真理にたいして攻撃の筆をとらせ
るのです。   ── ガリレオ・ガリレイ《新科学対話 1630-1632》
── 青木 靖三・訳《天文対話(上)19590825-19701030 岩波文庫》
 
── 《宇宙についての書物 20041225 教えて goo》
http://blog.goo.ne.jp/adlibrary/e/e87d7ddc935f7ef1d8bb7c5cf8300d90
 
── 《神に祈る人々 〜 聖職者の明暗 〜》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050407
 

── 《コンクラーヴェ議長から教皇へ 》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050424


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