与太郎文庫
DiaryINDEX|past|will
2003年11月28日(金) |
寝そべる人々 〜 The story of the Rich is always boring 〜 |
┌─────────┐ │ │ adlib/20031128 │ │ http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20031128 │ http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 │ https://tx696ditjpdl.blog.fc2.com/?q=00000000 │ │ https://awalibrary.blog.ss-blog.jp/ │ https://booklog.jp/users/awalibrary/ │ https://q.hatena.ne.jp/adlib/ │ │ https://twilog.org/awalibrary │ https://twitter.com/awalibrary │ https://www.facebook.com/masatoshi.awa │ └─────────┘
寝そべる人々 〜 The story of the Rich is always boring 〜 …… 九歳頃からものを書きはじめた。十歳を過ぎると自分は独自の天 才だと自負するにいたった。大学での知識習得の必要を認めず、十六歳 で学校をやめた。親からは勘当された。土方、皿洗いなどの職を転々と した。土管のなかに野宿して大英博物館の図書室に通ったとつたえられ ている。二十四歳の時に『アウトサイダー』という本を出した。 ── Wilson, Colin & Seaman,Donald/関口 篤・訳 《現代殺人百科 19881110 青土社》P547「訳者あとがき」 現代における、もっとも先端的な哲学者であるコリン・ウィルソンは、 古代ギリシャの“樽の中の哲人”ディオゲネスの真似をしたものか? あるいは図書館の近くに手ごろな樽がなくて、かわりに土管があった ためか。つまり、当時の彼にとっては、まだまだ図書館が必要だった。 若き日の渡部昇一も、留学先の大学図書館に住み込んでいたという。 (これからは図書館よりも、無料の無線パソコンが必要となるだろう) “美男休筆作家”笹沢左保の《木枯紋次郎》も、寝床で書き上げられ、 “ミステリーの女王”山村美紗《殺人シリーズ》はソファ・ベッドから 生れた。しかし、何といっても“20世紀最高の長編作家”といわれる プルースト《失われた時を求めて》の前では色あせてしまう。 かつての“シスター・ボーイ”美輪明宏も、上京してしばらく地下鉄 で野宿していたという。当時のホームレスは段ボールなどなかったので、 もっぱら(上着の下に)古新聞を着こんだそうである。 新時代のビル・ゲイツは(裕福だったが)ほとんどパジャマのままで 寝っころがって計算式を書きつづけた(当時の家政婦の証言による)。 のちに(ゲーム業界で)このスタイルは市民権を得たそうだ。 かくいう与太郎は、もっぱらコタツ派である。若い頃からいくつかの 試作品を注文制作したほどの“コタツおたく”でもある。 最近は、寝そべって何もかも用をたす“夢のベッド”もあるらしいが、 どうせなら浴槽と洗濯機を合体して(密室の宇宙飛行士みたいに)一歩 も出ないですむカプセルはどうか(もちろん使いすてに限るが)。 数日前から、蔵書目録に手を入れているので、コタツのまわりに本を 積みあげたまま、うたた寝のつもりで熟睡することがあった。はじめて 気づいたが、本に囲まれて眠るのは良くない。左右の肩から30センチ 離れてはいるが、体温に比べて紙の温度はきわめて低いので、あたかも 氷の柱に挟まれて眠っていたことになる。 とくに片方だけ、というのが良くないようだ。起きたあと肩がこって しようがない。そもそも、うたた寝がよくないという人もいるだろうが、 作業の途中でゴロリと横になることこそ“至福の瞬間”なのだ。
Diogenes 哲学 -397‥‥ Grecia -3220610 75 /“樽の中の哲人” Proust, Marcel 作家 18710710 France 19221118 51 /《失われた時を求めて》 渡部 昇一 英語学 19301015 山形 東京 20170417 86 /《知的生活の方法》賢人会議 https://twilog.org/awalibrary/search?word=%E6%B8%A1%E9%83%A8%20%E6%98%87%E4%B8%80%20&ao=a 笹沢 左保 作家 19301115 横浜 東京 20021021 71 /《木枯し紋次郎》 Wilson, Colin 哲学 19310626 England 20131205 82 /《Outsider》 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4087601404 ♀山村 美紗 作家 19340825 京都 東京 19960905 62 /《小説・長谷川一夫》 美輪 明宏 歌手・俳優 19350515 長崎 /19450809(10)被爆/旧称=丸山《メケメケ/黒蜥蜴》 https://twilog.org/awalibrary/search?word=%E7%BE%8E%E8%BC%AA%20%E6%98%8E%E5%AE%8F&ao=a Gates, Bill MS創業 19551028 America /“Windows 95” 関口 篤 詩人・翻訳 1930‥‥ 朝鮮 /《現代殺人百科》Sekiguchi Atsushi http://tetsutaro.in.coocan.jp/Writer/S/S105.html
寝たままテレビ。 《朝まで生テレビ 20031129 》「おかげさまで200回」の垂れ幕。 いったい、誰のおかげだというのか(最近の朝生は、つまらん!) 《芸能花舞台・伝説の至芸“河原崎国太郎”20031129 05:15 NHK》 中村 梅之助(談)再放送。 あまり踊らなかったという名女形の舞踊・清元《お祭り》を観る。 落語《芝浜》のけいこで、女房役(五世)河原崎国太郎のアドリブ。 「いくら夫婦でも、おそろいの夢なんざ、見ちゃいませんよ」 一座の爆笑に、脚本の平田兼三が「そのセリフ、いただきましょ」 この人たちには(いつものことだが)耳目を奪われる。 国太郎の仕草、梅之助の口跡、きびしい集団生活のもと、どうして このような芸が成立したのか、不思議でならない。
平田 兼三 劇作・演出 18940304 東京 19761001 82 /市川 祥之助の父 河原崎 国太郎 5 女形 19091014 東京 19901011 80 /松山 英太郎の父 中村 梅之助 4 俳優 19300218 東京 20160118 85 /籍=三井 鐵男/翫右衛門の長男 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20030215 前進座の人々 https://twilog.org/awalibrary/search?word=%E4%B8%AD%E6%9D%91%20%E6%A2%85%E4%B9%8B%E5%8A%A9&ao=a 正岡 子規 俳人 18671014 愛媛 東京 19020919 36 /籍=常規/慶応 3.0917 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C0%B5%B2%AC+%BB%D2%B5%AC ── 《病床六尺 19020505 19840716 岩波文庫》病牀六尺 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003101324
http://a.msn.com/00/ja-jp/AAQyMG5?ocid=st …… 論破王ひろゆき「お金持ちと貧乏人の差は永遠に埋まらない」と 言い切れる論理(20211111)
(20060113)(20211111)
|