与太郎文庫
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2003年09月27日(土)  つまらん! 〜 近聴CM 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030927
 
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《水性キンチョール 〜 つまらん篇+お前の会社篇 〜 2003 》
 
大滝:キンチョールは、どうして水性にしたんだ。
岸部:それは、地球のことを考えて、空気を汚さないように…。
大滝:つまらん! お前の話はつまらん!
NA:新しくなった水性キンチョール。
大滝:つまらん。
 
岸部:キンチョーは、油を減らす努力をした。
大滝:なぜ、お前の会社ではそれができないのだ。
岸部:さあ、なぜでしょうね。じゃあ、行ってきます。
NA:それが、新水性キンチョール。
 
 水性キンチョールについての情報はこちら
 160×120pix(646K/30秒) 160×120pix(869K/30秒)
 QuickTimeムービーを見るためには、Apple社のQuickTimeプラグイン
が必要です。
 
【企画意図】
 
 水性キンチョ−ルには、皆様にお伝えしたい優れたところがたくさん
あります。
 
・マイクロエマルジョン技術の開発によって、世界初の「振らずに使え
 る水性エアゾール殺虫剤」になったこと。
 また、油成分を減少させたことで、
・消防法上非危険物となり、火気に対する安全性が向上していること。
・シックハウスの原因ともいわれる「揮発性有機化合物(VOC)」の
 放出量を減少させたこと。
・水性になっても、効き目は従来の油性キンチョ−ルと変わらないこと。
・高い殺虫力により、一度に大量噴射する必要がないので、長期間使用
 出来て経済的なこと。まさしく、水性キンチョ−ルは「虫にきびしく
 人にやさしい」これからの時代の殺虫剤と言えます。
 ただ、これだけのことを短時間のCMでお伝えすることはとても大変
 です。そこでCM制作にあたっては、
・有無をいわせない、説得力のあるキャスティング 
・人間味の感じられる、日常生活になじみある舞台設定に主眼を置いて
 企画いたしました。
 
 【エピソード】
 
 出演は、劇団民藝の大御所・大滝秀治さんと、独特の芸風でドラマに
CMに活躍中の岸部一徳さん。2人の役柄は大滝さんが妻に先立たれた
老年の男やもめ、岸部さんが離婚の結果実家に戻った中年のサラリーマ
ンです。舞台はお墓参りに来たお寺の境内と、岸部さんが出社する前の
玄関先に決めました。
 お寺のシーンは実在のお寺を使って撮影しました、玄関先のシーンは
お寺の近くの民家をお借りしました。撮影当日はかなり寒い日で、温風
機をフル稼動させても、夏服姿のお二人には寒さが厳しかったと思いま
す。
 監督は映画監督としても活躍している方で、カメラ2台を駆使して、
映画の撮影並に照明・効果にこだわった撮影となりました。
 
 【みどころ】
 
 なんといっても名優2人の初共演であり、2人のやりとりそのものが
なによりのみどころです。岸部さんが「それは、地球の…」などともっ
ともらしいことを言い始めるや「つまらん、おまえの話はつまらん」と
大滝さんがたたみかけます。本当は岸部さんが言おうとしたことの方が
大事なのですが。
 でも、短いCM秒数のなかでどれだけのことが言えるのか。「つまら
ん」の陰には「地球のこと、環境のこと、人間のことを考えるのは当た
り前のことじゃないか。何をわかりきったことを言うんだ、この男は。
いい年になってまで。」のメッセージが隠されているのです。
 
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 大日本除虫菊株式会社
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