与太郎文庫
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2003年06月10日(火)  虚々実々

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030610
 
 「とっておきBSHVドキュメント・日曜日の殺人事件」を観る。
 この番組は、ドラマなのか記録映画なのか?
 もし、ドラマだとすると、俳優たちの姿かたちが、みすぼらしい。
 しかし、記録映画にしては、登場人物の身ぶりや話し方が、あまりに
演劇的で洗練されている。セリフも素人ばなれしていて、台本なしに、
(かりに台本があったとしても)かくも論理的に話せるものか。
 
 一昨年秋、与太郎の演技論(於・舶来居酒屋いそむら)より。
 欧米のニュースでは、事故を目撃した通行人へのインタビューなどで
しばしば劇的な対応ぶりを見るたびに、文化的格差を感じる。
 たとえば彼らは「私が、階段に降りたったとき、いちめんの煙が人々
を襲っていた」などと説明することができる。
 これが日本人だと「もう、びっくりして頭の中が真っ白になった」と
いうように没個性な表現になるのは、観察能力が乏しいからではないか。
 朝鮮人は誰かを恨むような表現が多くて、中国人は悲運を嘆く態度が
著しい(かく言うのは比喩的分類であって、民族差別の意図はない)。
 
 欧米の俳優は、ふつうの人々を模倣して尊敬されている。日本では、
ふつうの人が役者のマネをすると、キザだと軽蔑される。すると日本の
役者は、いったい誰のマネをしているのか。
→ 2001年09月20日(木)悪友四重奏→続編(予定稿)
 
 20000507(日)朝、フロリダでスティーヴン夫人(?)射殺さる。
 容疑者ブレントン・バトラー(黒人少年)の母子は、どことなく似て
いるのである。(ドラマでは、こうはいかない)
 20010312(月)法廷に真犯人登場。モザイクがかけられているため、
ドラマでないことが分る。
 これを制作したのは、フランス(!)のプロダクションだった。
── 《日曜日の殺人事件 20030610 NHK》01:20-03:15
 
 おかげで、前半の筋書きはまったく分らずじまいだった。
 テレビ・ガイドにも、この番組の解説は見あたらなかった。
 たぶん、明日どこかの掲示板に、いくつかの論評が登場するだろう。

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はてな 質問終了通知メール
adlibさんの質問を終了しました。
 
質問内容: 
 NHK「とっておきBSHVドキュメント」に関する論評・データ。
── 《日曜日の殺人事件 20030610 NHK 01:20-03:15》
 制作年代・監督名・など、NHKの番組案内にも見あたりません。
 下記は、質問者の感想メモです。
→ http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20030610

■─ asianさんの回答:
http://www.sankei.co.jp/mov/db/03_2002/oscar2002/oscar_2002.html
「違ってたらすみません。こういうのやってたんですね。
疲れてねてました。
20002年度第74回アカデミー賞
アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門
以下該当部分だと思われるコピーです。
長編ドキュメンタリー賞:「Murder on a Sunday Morning」
(Jean-Xavier de Lestrade, Denis Poncet)
 
フランスの方の作品なんでしょうか。
()書きの部分が監督やプロダクション?などだと思われます。 」
http://www.nhk.or.jp/hensei/bangumi/ch1-20030609-104.html
http://www.stingray-jp.com/allcinema/prog/awardmain.php3?num_a=736
30ポイント コメント:「
 ありがとうございました。Google のロボットがたどりつ
かない言葉の海があるのですね。」

■─ pingoさんの回答:
http://search.nhk.or.jp/query.html?col=hensei&ws=0&qm=0&st=1&lk=1&rf=0&oq=&pw=100%25&qt=%93%FA%97j%93%FA%82%CC%8EE%90l%8E%96%8C%8F
「総合TV 6月9日とHPではかかれてます 」
20ポイント コメント:「
 ありがとうございました。NHK固有の検索エンジンがあ
るとは知りませんでした。」

下記URLから質問・回答の詳細をご覧いただけます。
http://www.hatena.ne.jp/1055274299
 
■はてな掲示板「いわし」
 はてなに対するご意見・ご質問をお寄せください。
 
 1783 adlib さん [ 返信 ]
 投稿者:asian 投稿日:2003/06/11 08:27:22
 adlib さん
 
 その節はお世話になりました。
 検索機能とか詳しくないのですが、グーグルの機能は
http://www.google.co.jp/intl/ja/why_use.html
に記載されている働きがあるみたいです。
 でもなんでなのでしょうね。
 
 無理やりメジャーでない映画のタイトル
 それも独立系(インディーズ)というんでしょうか、
 そういったところ制作の映画名を放題にしているため
 リンクがないからでしょうか。
 それが関係してるんでしょうか。
 
 なんだか質問されて調べたら
 とってもみたくなりました☆
 adlib さんおすすめの映画があったら
 今度サイトでぜひ紹介してくださいね。
 
 1822 asian さん from adlib [ 返信 ]
 投稿者:adlib 投稿日:2003/06/15 07:47:09
 
 メッセージに気づくのが遅れて、ご返事がおそくなりました。
 《日曜日の殺人事件》は、ことしの最高傑作、あるいは過去十年間に
おける最も注目すべきドキュメンタリーだと思います。
 わたしのおすすめの映画は、つぎのページに掲げています。いくぶん
奇をてらっていますが、あんまり平凡だとつまらないので……。
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20030214
《与太郎文庫 20030214 私的視聴率(続)》
 
 あなたには以前、無量塔蔵六《ヴァイオリン》をご紹介しています。
 今後ともよろしくお願いします。
 
 1832 adlibさま [ 返信 ]
 投稿者:asian 投稿日:2003/06/16 06:44:35
 adlibさま
 
 その節は興味深い人物を紹介いただきありがとうございました。
 まだ本の方入手できてませんが、近いうち探しにいってきます。
 また映画の方もおもしろそうなもの見てみたいと思います。
(誤字脱字が多くてすみません。放題でなく、邦題でした。)
 
 日曜日の殺人過去10年の注目すべきと言われしてまうと本当に気にな
ってしまうものです。(みれなくて残念・・)
 いつか見る機会が出てこればいいですが。
 それでは☆ こちらこそ、これかも楽しみにしております。
 
 わざわざレスをしていただきお手数おかけいたしました。ありがとう
ございました。
 


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