与太郎文庫
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http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030530 ■2003/05/30 (金) 老兵は消えず(1)
「老兵は死なず」中曽根元首相、次期衆院選に意欲 2003 年 5月 29日 Yomiuri On-Line 自民党の中曽根元首相は29日の江藤・亀井派総会で、次期衆院選へ の対応に関して、「85歳になって、『まだやっているのか』と言われ ている。マッカーサー元帥は『老兵は死なず、消え去るのみ』と言った が、老兵は死なず、消え去りもしない」と述べ、出馬に強い意欲を示し た。 >> 「マッカーサーは老兵は死なず消え去るのみと言った。日本の第一の開 国は明治維新、第二の開国はマッカーサー、第三の開国はわれわれがや らなくてはならないのだが、青写真すらない。そのために少しでも貢献 したい。だから老兵は死なず頑張るのみと言っているわけでね。 ── 鈴木 琢磨《中曽根 康弘との対談 20000302 毎日新聞(夕刊)》 ── http://www.yatchan.com/bunka/art/haiku02.html >> 自民党の73歳定年制導入を尻目(しりめ)に、「マッカーサーは 『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』と言ったが、わたしは『老兵は死 なず、ただ頑張るのみ』だ」と中曽根が言ってみせたのは地元、群馬県 高崎市での会合(1月29日)だった。単純に「頑張る」のほうに着目 し、引退の意思なし、と報じたのが目立ったが、それだけではない。マ ッカーサーを引き合いに出したことに注目の要ありだ。 第1の開国(明治維新)につぐ第2の開国(敗戦)はマッカーサー権 力によるもので、それを総決算し第3の開国へ、という日ごろの主張が 込められている。中曽根流の言葉のパフォーマンスは奥が深い。 ── 岩見 隆夫《毎日の視点 20000222 毎日新聞(東京朝刊)》 ── http://www.mainichi.co.jp/eye/iwami/kinbun/2000/0222.html ──────────────────────────────── MacArthur 1,Douglas 元帥 18800126 America 19640405/84 中曽根 康弘 首相71-73 19180527 群馬
■2003/05/30 (金) 老兵は消えず(2)
♪ 決戦かがやく亜細亜の曙 命惜しまぬ若桜 いま咲き競うフィリッピン いざ来いニミッツ、マッカーサー 出て来りゃ地獄へ逆落し ── 西条 八十・詞/古関 裕而・曲《比島決戦の歌 1944》 ── いくら戦争中とはいえ、いかにもえげつない。しかしこれは西條 の詞ではなく、陸軍報道部が書き加えたものだった。そして敗戦。しか も占領軍総司令官は当のマッカーサー元帥である。西條は公職追放、執 筆禁止を覚悟していた。 が、GHQの問責はなかった。「戦争中の軍への協力はやむを得ない」 と判断されたのだろう。戦後も『青い山脈』『王将』などの傑作を書き、 芸術院会員、音楽著作権協会会長などをつとめ、歌謡界の大御所であり 続けた。 ── 島野 功緒《芸能、今日は何の日 》 ── http://www.hochi.co.jp/html/whatday/what/01/0115.htm
■2003/05/30 (金) ?=老兵は死なず(1)
「理想を放棄することにより、人は老いる。信念を持てば若くなり、 疑念を持てば老いる。自信を持てば若くなり、恐怖心を持てば老いる。 希望を持てば若くなり、絶望を持てば老いる。老兵は死なず、ただ去り 行くのみ。」これは誰の言葉なんですか?知恵ある人、教えてください。 質問者:eniac (2) 回答ポイント:100ポイント 質問日時:2003/06/04 11:41:13 質問ID:1054694473 ■─ eikokuさんの回答:15ポイント http://www.nurs.or.jp/~academy/meigen/ijin14.htm 「日本占領連合国最高司令官だった「ダグラス・マッカーサー」の言葉 らしいです。 」 ■─ sistaharukaさんの回答:15ポイント http://www.ffortune.net/social/history/nihon-today/macarthur.htm 「おそらく、マッカーサー元帥が時の大統領トルーマンによって解任さ れ、帰国した後にアメリカ国会で演説した時の言葉でしょう。 」 ■─ PINKYさんの回答:14ポイント http://www.asyura.com/kiseki/k200205/msg/115.html ■─ ginyouさんの回答:14ポイント http://www.ne.jp/asahi/fuchioka/love-dq/subb-sangokusi-shoku-bushou-koutyu.htm 「起源はこれだと思います 」 ■─ tokugawaさんの回答:14ポイント http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/ma/douglasa.html 「太平洋戦争に日本が負けて、連合国占領軍の最高司令官、マッカーサ ー元帥の言葉です。引退する時に、アメリカ議会で発言した言葉です。 因みに、戦争当初、日本軍の攻勢によりフィリピンから撤退するときに 「I SHALL RETURN」との名言もあります。 ターミネーターの「I WILL BACK」は、これの捩りです。(たぶん) 」
■2003/05/30 (金) ?=老兵は死なず(2)
■─ opponentさんの回答:14ポイント http://kuroneko22.cool.ne.jp/war.htm 戦争について 老兵は死なず、ただ消え去るのみ。 (Old soldiers never die; They only fade away.)by 作者不明 「トルーマン大統領に解任されたマッカーサーが最後の演説の結びに用 いたのがこの句。ちなみに、彼のオリジナルではない。これは第一次大 戦中に流行った兵士達の俗謡、戦陣歌の一節である。また、不気味なユ ーモア漂う下の言葉もこれと同時期の戦陣歌である。」 http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Kaigan/7217/ 「CLUB 50s’ 昭和30年前後うまれの人 Welcome & Contents Page 左フレームの「あの時代」→ページ下部の「4 老兵は死なず」 「有名な言葉があったわよね。『老兵は死なず。ただ消え去るのみ』…」 「マッカーサーのこの言葉にはね、元になった歌があるんだ」 「マッカーサー元帥のオリジナルじゃなかったの?」 「第一次大戦のさなかに、前線の兵士達のあいだで歌われていた戦陣歌 があったんだ」 「何だ、軍歌かあ」 「国や軍隊が採用した軍歌とはちがうよ! 兵士達のあいだで流行って いた俗謡なのサ。そのなかの一節にこの文句があったんだな。 Old soldiers never die; They only fade away. マッカーサーはアメリカ議会で、これを引用したんだよ」 戦陣歌に「理想を放棄……絶望を持てば老いる。」という部分が含ま れていたかどうかはわかりませんが。 参考: http://www.startribune.com/stories/1389/24842.html 「Gen. Douglas MacArthur:'Old soldiers never die; they just away’ (帰国後に召還された米議会・上下両院合同会での、辞任スピーチ全文) 」
■2003/05/30 (金) ?=老兵は死なず(3)
■─ adlibさんの回答:14ポイント http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/aw/awr0307.htm 19510411 連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥、解任。 19510419 アメリカ上下両院合同会議での引退講演(34分)の結句。 “Old soldiers never die,they just fade away.” (they just disappearance) ウエストポイントの母校、陸軍幼年学校(兵舎)で、当時よく歌われ ていた folksong( 寮歌?)の一節というだけで、出典不詳。あるいは、 替歌のようなものではなかったか、と想像されます。 歌詞の全文がわからないので、好き勝手に都合よく解釈する人が多い。 (最長老の中曽根議員(85)も「老兵は死なず、引退しない」と発言) かつて71才の元帥は「52年にわたる軍歴を誇りに、すべての公職 から身をひく」すなわち「姿を見せない老兵は、もはや兵士ではない」 というところに、万感の思いを託したとみられます(84歳で永眠)。 つぎの参考資料は、(直接には)参考にならないでしょう。 ── グレゴリー・ペック主演《マッカーサー 1977 米映画》 ── 津島 一夫・訳 《マッカーサー回想記 19641001 朝日新聞社》
下記URLから質問・回答の詳細をご覧いただけます。 ── http://www.hatena.ne.jp/1054694473
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