与太郎文庫
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http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030314 府中刑務所で死亡受刑者の記録を紛失、刑事告発も検討 >> 2003 年 3月 20日 Yomiuri On-Line 府中刑務所で99年8月に保護房内で死亡した40代の男性受刑者に 関する公文書「視察表」が紛失していたことが、20日までの法務省の 調べでわかった。死亡までの受刑者の様子が書かれたとみられ、同省は 「故意に抜き取った可能性も否定できない」として、東京地検への刑事 告発の検討に入った。 この男性受刑者は、大声を出したとして保護房に収容された翌日に急 性心不全で突然死しており、法務省矯正局などが先月に再調査した結果、 視察表の紛失が判明した。刑務官が観察した受刑者の様子を書き込むも ので、保存期間は10年間。 20日の参院法務委員会で、福島瑞穂氏(社民)は、「事件を隠蔽し たのでは」と追及した。法務省の大林宏官房長は「犯罪の疑いがあれば 刑事告発という手段をとる」と述べた。 拘置支所で被告自殺=宮崎 >>2003 年 3月 22日 時事通信 22日午前11時50分ごろ、宮崎県都城市早鈴町の都城拘置支所 (松永隆洋支所長)で、60代の男性被告=公判中=が独居房で首をつ っているのを巡回中の職員が見つけた。男性は救急車で同市内の病院に 運ばれたが、死亡が確認された。遺書は見つかっていないが、都城署は 自殺とみて調べている。 袴田死刑囚は心身喪失…12年ぶり面会の弁護団 >>2003 年 3月 10日 Yomiuri On-Line 静岡県清水市で1966年、一家4人が殺害された事件で死刑が確定 た元プロボクサー・袴田巌死刑囚(67)が10日、東京拘置所で、1 2年ぶりに弁護団との面会に応じ、 「自分は全知全能の神。再審なんて知らない」と語ったという。 記者会見した秋山賢三弁護士によると「幻想の世界」で、死刑囚が心 身喪失の場合は刑の執行が停止されるため、弁護団は執行停止の申し立 てを検討している。袴田死刑囚は80年に死刑が確定し、現在、東京高 裁で再審請求が審理されて いる。 死刑囚2人の心身状態をめぐり、弁護団と対立 >>2002 年 12月 10日[毎日新聞] えん罪を主張している2人の死刑囚の心身状態をめぐり、それぞれの 弁護団と東京拘置所が対立している。袴田巌死刑囚(66)は長期拘禁 で精神に変調がみられ、冨山常喜死刑囚(85)は高齢で健康状態が悪 化している。両弁護団は「十分な医療が施されている保障がない」とし て、外部の医師の診断などを求めているが、同拘置所は応じていない。 名古屋刑務所の暴行事件で、塀の中の閉鎖性が問われたが、死刑囚につ いても情報公開を求める声が出ている。 元プロボクサーの袴田死刑囚は、66年に静岡県清水市で経営者一家 4人を殺害したとして、80年に死刑が確定。一貫して無罪を主張して きたが、最近10年間は弁護士との面会を拒否。親族の面会にもほとん ど応じないという。 4年近くにわたり20回以上の面会を拒絶された姉が今月5日に会え たが、「こんな人知らん」などと言われ、話がかみ合わなかったという。 刑事訴訟法では、死刑囚が心神喪失の状態にある時は、法相の命令で 執行が停止される。再審請求をしている弁護団は、現状では心神喪失か どうか判断できないとして、外部の医師の診断を求めており、今後は医 療施設への移送も求める方針。 冨山死刑囚は、63年に知人に青酸化合物のカプセルを飲ませて殺害 したとして、76年に死刑が確定したが、えん罪を主張。高齢のためほ ぼ寝たきりで、目もほとんど見えない。 弁護団が今年10月に同拘置所に照会したところ、動脈硬化や慢性腎 不全のため、輸血や人工透析での治療をしているとの回答があった。 しかし、拘置所はカルテや検査記録などの提示は拒否。弁護団は「治 療が十分なのか客観的に判断できない」として、カルテなどの開示を求 めていく。 懲役刑の場合、70歳以上の高齢の受刑者は刑の執行を停止できる規 定が刑訴法にあるが、死刑囚には規定がなく、恩赦で刑の執行停止を求 めることも検討中だ。 同拘置所は、毎日新聞の取材に対し「個別の死刑囚について詳しくは 述べられないが、適切な処置をとっている」と話している。【伊藤正志】 × × × 受刑者らの国際的な処遇状況に詳しい熊本大の 北村 泰三教授(国際 人権法)の話 日本の刑務所や拘置所では、接見など外部とのやりとりが極めて限ら れている。その現状に対し、国連の規約人権委員会が勧告するなど、日 本は国際社会から批判されている。塀の中は見せないという行刑密行主 義は通用しない。死刑囚についても、支援者が養子縁組しなければ面会 できないような、いびつな構造を是正すべきだ。 死刑囚に本の購入NO…東京拘置所に損害賠償命令 >>2003 年 2月 7日 連続企業爆破事件で殺人罪などに問われ死刑が確定した益永利明死刑 囚(54)が、本の購入を東京拘置所長に許可されなかったのは違法と して、国に5万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁であ った。 藤山雅行裁判長は「購入を許可しても拘置所の事務に著しい支障が生 じることはなく、東京拘置所長の判断は裁量権を逸脱している」と述べ、 国に5万円の支払いを命じた。 判決によると、益永死刑囚は1998年11月、「戦後の思想空間」 という題名の本1冊の購入を同拘置所長に出願した。しかし、益永死刑 囚が既に、規則で定められた1人当たりの保管量を大幅に上回る裁判資 料や本を所有していたことを理由に、許可されなかった。 ──────────────────────────────── 冨山 常喜 1917 19630825波崎事件 袴田(磐雄)元ボクサー 19360310 静岡 19660630袴田事件 益永 利明 (旧姓=片岡) 1948 19740830連続企業爆破事件
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