与太郎文庫
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2002年10月25日(金) |
天誅か私怨か 〜 動機不詳、単独犯行、柳刃包丁、本庁出頭 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20021025
石井 紘基 参議院議員/民主党(東京6区) 19401106 東京 20021025 61 /刺殺 ♀石井 ナターシャ 紘基の妻 1945‥‥ Russia /20021025(57)刺殺目撃 ♀石井 ターニャ 紘基の娘/公設秘書 19720515 東京 /政治文化研究所代表 /1994-95 NHK教育テレビ「ロシア語会話」出演。ロシア語通訳 ──────────────────────────────── 伊藤 白水 右翼団体「守皇塾」代表 1954‥‥ ‥‥ /20021026(48)警視庁に出頭 「アパートの家賃を工面してくれなかったのでやった」 /籍=尹 泉/199705‥ 改名/20040618 求刑通り無期懲役
257 :番組の途中ですが名無しです :2005/08/01(月) 23:13:59 ID:gdTSTmE70 石井紘基議員暗殺事件 民主党の石井紘基議員が自宅前で刺殺された事件。 犯人は右翼団体幹部の伊藤白水。これが主に報道された内容。 後に、伊藤白水とは通名(本名・尹白水・ゆんぺくす)で在日の犯行 であったと判明。尹の所属する右翼団体はろくな活動実績もなく構成員 も本人一人のみ。 普通なら「自称右翼」と報道されるはずだが、なぜかマスコミは上記 のように報道していた。 石井議員は在日外国人地方参政権に反対の立場をとっていたがそのこ とを事件と結びつけたテレビ報道は当時まったくなかった。 今回の事件と関連を探してしまうのは、こじつけだろうか? http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200508011809.html ◆ ── 石井紘基民主党代議士の刺殺事件について。週刊文春11月7日号 の「民主党石井紘基代議士と刺殺犯右翼の『黒すぎる関係』全証言」を 例にとって、今回の事件が行政によって仕組まれたものの可能性が高い と言える根拠を示そう。中立的な立場の記者だったらどう書くだろうか ということを念頭においてこの記事を読むと、どうしても不自然さを感 ぜざるをえない点が幾つかある。1.まず、伊藤白水という容疑者の名 前についてだ。「白水」というのは本名ではないと思うのだが、その点 についての記述がない。それでいて、「公安関係者によれば、伊藤は東 京都世田谷区生まれ。神奈川県内の高校を中退した後、一時、暴力団事 務所に所属していたが、知人に誘われて右翼団体「A」に所属。しかし、 約半年で脱退し、85年7月に一人で守皇塾を旗揚げ・・・」と述べて いる。もしも「白水」が本名でなかったら、または、名前の変更をして いたなら、高校時代の彼の様子などを、伊藤白水という名前からは辿る ことができない。右翼団体「A」という書き方もおかしい。この経歴の とおりなら、15年以上前の話だから、右翼団体の名前を出してもいいは ずだ。もっとも、それだけ昔だから名前を出さないという言い方もある かもしれない。なお、記事には、別のところで、右翼団体「A」の関係 者の話として、「うちは初当選のときから石井さんを応援しているが、 伊藤と石井さんの交際のきっかけを作ったのはうちだ。」とまで載せて いる。2.石井事務所関係者の話として「(伊藤白水容疑者が)『俺は 前科17犯だ。何も怖くねえ。』とうそぶいてました。」とある。 「うそぶいて」と言う言葉を使っているが、事実伊藤白水容疑者が前科 17犯だったかどうかが記述がない。というより、前科があったかどう かもまったく記述がない。普通、こういった重大事件の容疑者逮捕の際 には、警察の記者会見が開かれ、誕生日から、身長、体重、前科につい てなど、かなりのことが明らかにされる。こう行った具体的なデータが ほとんどないのが不思議だ。3.次に、伊藤容疑者の殺害動機について の部分。「伊藤が『自分には石井代議士にカネを要求する権利がある』 と思い込むに至った、何らかの事情が両者の間には存在するのではない か。 容疑者逮捕を受けて26日夕刻に行われた石井事務所の会見は、この 疑問に一層拍車をかけるものだった。」と述べているのだが、石井事務 所側の会見内容について、何ら検証していないのだ。つまり、「こちら で代議士が二人きりで会ったことはない。」などと言う発言に対して、 違う発言があるがそれについてはどうなのかと言う検証がない。それで いて、「石井代議士と伊藤との個人的関係を否定しようという意図が窺 えた。」と書いてしまうのだ。これでは、事実として、石井代議士と伊 藤の個人的関係があったかのように思えてしまうが、どこにも、その証 拠はない。この記事全体の特徴なのだが、関係者の証言がどれも言い放 しで、互いの検証がないのだ。このことについて、同じ雑誌の「大島居 座り農水相にトドメを刺す」と言う記事との比較をしよう。「小誌の直 撃に対し、宮内氏は口利き料を得ていたことを否定し、家の主な購入原 資は父親の遺産と答えたが、宮内氏の兄はこれを否定。小誌が大島農水 相に尋ねると、今度は母親からの生前贈与に回答が変わった。だが、こ の回答も親族によって否定された。」つまり、ここでは、ある発言に対 して、関係者による検証が行われている。これがない、ただの言いっぱ なしの発言の引用だけである場合は、非常に事実の裏づけがないいいか げんな記事であると思ってもいい様に思う。雑誌や新聞、テレビがどの 程度、政治や官僚の不正の監視をやっているかというと、かなり怪しい と言わざるを得ない。司法も同様であり、裁判官や弁護士がぐるになっ て、本来はかつべき当事者が負けになると言う例はよくあると言う。 山口宏と言う弁護士が書いている一連の裁判の内幕ものはそう言った ところの実情をよくあらわしている。たとえば少年事件で、加害者の名 前がインターネットに上がらない場合は、何らかの行政のかかわりがあ ると思ったほうがいい。 ── 祈り167(20021103)日々の記録とお知らせ http://www.geocities.jp/taked4700/geodiary.html http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081123 天誅説から私怨説へ 〜 公憤・孤憤・私憤・誤憤 〜 (20081126)
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