与太郎文庫
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1981年08月01日(土) |
倉敷橋上駅完成記念入場券 〜 岡山鉄道管理局 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19810801 ◆ 1891年、山陽本線・全100駅の23番目に誕生した倉敷駅は、1941年に 改築され、戦後は、水島臨海工業地帯の玄関として、また《白壁のまち》 をおとずれる全国のヤングの窓口としても親しまれています。ニュータ ウン倉敷への要望が高まり、あたらしい街づくりが進められる中、この たび開設90年目に三代目の駅舎が完成、橋上駅として装いをあらたに生 れかわります。 [f:id:adlib:20071122060909j:image:left] ◆◆ 江戸幕府が直轄した天領・倉敷村は、綿作などの商品流通が発達し、 明治になると近代的な紡績工業の町に変貌しました。紡績社長・銀行預 取のかたわらクリスチャンとして 多くの社会文化事業に貢献した大原 孫三郎の創設による《大原美術館》をはじめ、幕末から明治大正にいた る歴史的な建物が立ちならぷ倉敷川のほとりは《倉敷美観地区》の名で 保存されています。 ◆◆◆ 瀬戸内海随一の展望地として、きたる本四架橋時代を見守る鷲羽山に、 はるか縄文時代に先だつ数万年も前の、先土器時代の石片が発掘されま した。悠久の自然にも、地質の歴史があり海陸はところを代えています。 貝と魚の生活から、塩田を経て古代の人々が、農耕を日ざしていくさま は、遺跡が北に向って発達し、やがて、広大な吉備文化への発展を裏づ けています。 ── 《倉敷橋上駅完成記念入場券 19810801 岡山鉄道管理局》 Edited by adlib http://d.hatena.ne.jp/adlib/19800915 Do! series (20071122)
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