与太郎文庫
DiaryINDEX|past|will
1953年07月15日(水) |
シュタフォンハーゲン独奏会 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19530715 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html Ex libris Awa Library;Stavonhagen ── 《全音ヴァイオリンピース曲目一覧表 19‥‥‥ 全音楽譜出版社》 ── 七月一日のアッセンブリーはドイツの有名なヴァイヨリニストで あるシュタフォンハーゲン氏の演奏を栄光館で女子中学と一緒に鑑賞し た。曲目は比較的なじみ深いものばかりであった。氏の演奏は音色が地 味で音程を時々はづすことはあるが、さすがにドイツ音楽の正統派であ るだけに大きくがっしりとしており音楽的教養の深さが感じとれた。 ── 《シュタフォンハーゲン氏の独奏会 19530701 同志社栄光館 0716 同志社中学生新聞 第14号》 この記事は「音程を時々はづす」など、誰が書いたものか。 当日は、本宮先生が急遽壇上で奏法の解説をされた。 ピアノ伴奏は、女子大の教授だったかもしれない。 先生がメモを見て「ピッツカート」と読みあげると、深刻な面持で、 ポツン・ポツンと爪弾く趣向である。曲目については、まったく記憶が なく、下記(約一年後)のプログラムにも見あたらない。 http://www.yasuda-shoten.jp/product/1661 ── 《ウォルフガング・シュタフォンハーゲン ヴァイオリン独奏会 19540613 主催:山梨音楽愛好家協会》伴奏:マンフレット・グルリット 来日演奏家よりも滞日演奏家と呼ぶべきで、詳しい2ちゃん記事あり。 http://piza2.2ch.net/classical/kako/997/997517685.html 特集『あのオーケストラは今』 >> ★ 本シリーズに寄せられた かずかずの賛辞!! 植野 豊子先生 ─ 全音がこのたび出版されたヴァイオリンの楽譜は 大へん美しく、しかも丈夫なので使う人の立場をよく考えて出さ れたものと思います。曲目も豊富で内容もいいし私も使っており ますが、全く驚く程正確な楽譜です。今後も新らしい曲を沢山出 版されるとのことで大へん期待しております。(演奏家) 加藤 成之先生 ─ このたびの 「全音ヴァイオリンピース」 は全く素 晴しい。まず数の多いことである。ソナタや協奏曲も別に数多く 出版されるので、全くヴァイオリン曲の全てを網羅しているとい っても過言ではあるまい。(中略)私は心からヴァイオリン愛好 家に推薦する次第である。(東京芸大音楽学部長) 属 啓成先生 ─ 我国の音楽水準は終戦以来急速な上昇を続け、そ れに伴って楽器工業や楽譜出版は重要な役を演ずる訳だが、まだ 量的にも質的にもその需要をみたしていないのか現状だ。既に楽 譜の出版では非常な実績をもっている全音がクラシックものの出 版を計画したことは極めて喜ばしいし期待も大きい。(評論家) http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A1%A1%C2%B0+%B7%BC%C0%AE W・シュタフォンハーゲン先生 ─ 日本でよく知られている全音は 今迄に装帖、内容共に立派で安価な楽譜を出版して大きな貢献を してきてるが、今度出した新しい楽譜は全く優れたもので外国版 に決して劣らないと思う。音楽を愛する日本人がそのような出版 社を持っていることは大変幸福なことといえる。(来日演奏家) 鈴木 鎮一先生 ─ 全音が着々として新しい世界を拓いてゆこうとし ていることはうれしい。今度のピース楽譜はその一つでしょう。 ビニール被膜を用いた上等な表紙、新鮮なものを感じます。印刷 も進歩したものだ。欧米の出版と比べてこの水準なら少しも劣ら ないどころか少し豪華すぎるかも知れない。(才能教育主宰者) 真篠 将先生 ─ 最近、小学校でも中学校でも器楽活動が盛んにな ってきたが、その中にヴァイオリンを探り入れることが多くなっ てきた。こうした時に全音から優秀などース楽譜が刊行されたこ とは届だ時宜に適しているし、叉教育の面からもこの上なく喜ば しいことである。(文部省初等中等教育局文部事務官) 増沢 健美先生 ─ 日本の現状では楽譜の出版、特に器楽曲の出版は なかなか難しい。にもかかわらず今回全音がヴァイオリン楽譜の 出版を敢行されたことはまことに喜ぶべきことである。装櫨もす っきりしているし印刷もきれいだ。それに有名な曲を殆んど網羅 していることはなによりである。(評論家) (五十音順) << Stavonhagen, Wolfgang Violin 19080822 Duitch 19810316 72 / http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050923 点鬼簿 〜 与太郎の過去帳 〜 ── 鈴木 鎮一《全集 第1巻“能力の発見”19890401 研秀出版社》 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20001007 ポール先生、さようなら 〜 続・教え子の消息 〜 (20100424)
|