与太郎文庫
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1942年01月23日(金)  画家か弁護士か? 〜 切り裂きジャック 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19420123
 


♀スミス,エマ・エリザベス   売春婦 18‥‥‥ England 18880403 ?
♀タブラム,マーサ       売春婦 18‥‥‥ England 18880807 ?
♀ニコルズ,メアリ・アン    売春婦 18‥‥‥ England 18880831 ?
♀チャップマン,アニー     売春婦 18‥‥‥ England 18880908 ?
♀エダウ,キャサリン      売春婦 18‥‥‥ England 18880930 ?
♀ストライド,エリザベス    売春婦 18‥‥‥ England 18880930 ?
♀ケリー,メアリ・ジェーン   売春婦 18‥‥‥ England 18881111 ?
 ジョンドルイト,モンテギュー 弁護士 1857‥‥ England 18881208 31 /投身自殺
 Walter Richard Sickert    画家  18600531 England 19420123 81
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♀Cornwell, Patricia (Daniels) 作家  19560609 America

 
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 連続殺人犯
 
「連続殺人犯(serial killer)」という用語は、1970年代にFBIの
捜査官であったロバート・レスラーが初めて用いた言葉で、犯罪傾向が、
ちょうどテレビの連続ドラマのように周期的に現れる者を指す。「連続」
というからには、殺人の特徴、場所や時の選び方などが、1つのテーマ
に従って連続していなければならない。例えばゲイシーのケースでは、
被害者はすべてティーンエージャーかそれに近い若い男性で、殺害方法
は同一、殺害現場も1か所、ゲイシーの自宅で行われていた。
 連続殺人犯は、性的衝動に基づいている場合が多く、殺人という行為
に逆らいがたい衝動をもつ、言うなれば殺人が「悪癖」となってしまっ
ていることが多い。60年代初期に女性ばかり13名を殺害した「ボス
トンの絞殺魔」アルバート・デサルボや、浮浪者9名を殺害したロサン
ゼルスの「どや街の切り裂き魔」ボーン・グリーンウッド、少年22名
を殺害したホモセクシュアルの「ハイウェイの殺人鬼」ウィリアム・ボ
ーニンなどは、その典型例である。こうした多くの連続殺人犯の中でも
最も有名になったのは、エクアドルで思春期前の少女ばかり360名の
殺害を自供した「アンデスの怪物」ペドロ・ロペスであろう。
 1982年にバージニア州クァンティコに創設された国立凶悪犯罪解析セ
ンター(NCAVC)は、全米で発生するすべての殺人事件をコンピュ
ータに登録し、分析する研究機関である。これによって米国に蔓延する
連続殺人の波を押しとどめる、初めての具体的手段が用意されたのであ
る。
── 《週刊マーダー・ケースブック No.03 19951017 省心書房》P87
 
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 切り裂きジャックの正体は画家の男だった
 米の人気犯罪小説家が新著で結論 20021118【ニューヨーク】
 1888年にロンドンのイーストエンドの赤線地帯で売春婦のノドを
次々とナイフで掻き切って殺した連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパー
(切り裂きジャック)の正体は画家だった──。米国の犯罪小説のベス
トセラー作家パトリシア・コーンウェルさん(写真)が、世界の有名迷
宮入り事件の中でも特に名高いこの事件について新著を出版し、話題に
なっている。「殺人者の肖像:切り裂きジャック、一件落着」と題する
新刊の中でコーンウェルさんは自分の法医学の知識を駆使し、犯人が印
象派の画家ウォルター・シッカートだったとの推論を展開している。
 シッカートはこれまでにも容疑者として名前が挙がっていたが、数多
くの専門家が否定的見解を示していた。しかしコーンウェルさんはシッ
カートの素描や絵画、手紙類などの収集や、シッカートのDNAのサン
プルと切り裂きジャックが書いたとされる手紙から検出されたDNAの
比較検査に自費600万ドル(現在のレートで約7億2000万円)を
投じた。
 同書はシッカートが切り裂きジャックだったとの具体的証拠を示して
いないものの、シッカートの変質者ぶりを描き出している。シッカート
はロンドンの売春婦が悪意ある男に脅されているポルノ絵や、切り裂き
ジャックの犠牲者の1人と同じやり方で顔を切り裂かれた売春婦の絵を
描いていたという。シッカートは1942年に82歳で死亡している。
 切り裂きジャックの正体探しは今でもミニ産業になっている。これを
生計の手段とし、「リッパー学者」と呼ばれている一部の人たちはコー
ンウェルさんの結論に異議を唱えている。コーンウェルさんは「彼らが
怒っているのは理解できる。誰かが犯人を見つけたら、商売できなくな
るから」と述べている。〔AFP=時事〕
 
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「切り裂きジャック」めぐる批判に反論=コーンウェル氏、全面広告
20050829 (月) 01:15(時事通信)【ロンドン28日】
 
 米国の人気女性推理作家パトリシア・コーンウェル氏(写真)は27
日付の英有力紙2紙に全面広告を出し、英国で最も悪名高い19世紀末
の連続殺人犯「切り裂きジャック」の身元について、自身の新説に対す
る批判に反論した。
 
 コーンウェル氏は2002年に出版した「Portrait of a Killer−Ja
ck the Ripper,Case Closed」(邦訳「切り裂きジャック」)で、連続
殺人鬼の正体は印象派画家ウォルター・シッカートであるとの説を打ち
出していた。1888年に少なくとも5人の売春婦を惨殺した切り裂き
ジャックは、最後まで逮捕されず、身元が特定されていない。
 
 同氏はインディペンデント紙とガーディアン紙に掲載された意見広告
で、シッカート真犯人説を攻撃する専門家に「自分の主張を支える証拠
を提示していない」と反撃するとともに、来年刊行する「切り裂きジャ
ック」改訂版に、新たな証拠を盛り込むと発表した。
 
 この広告は、23日付インディペンデント紙の記事がコーンウェル説
に異議を唱えたのに対抗して出された。広告料は各1万ポンド(約19
8万円)。
 
 インディペンデント紙によると、コーンウェル氏はDNA鑑定を行う
ため、200万ドル(約2億2000万円)でシッカート作品32点と
彼のデスクを購入したほか、切り裂きジャックが出したとされる手紙の
DNA鑑定についても費用を負担した。〔AFP=時事〕
 
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作成日: 2005/08/29


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