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■ (日記) 昨夜はシャンソン三昧の夜だった。
昨夜は魔の火曜日とあって店は暇だった。(もっとも、最近は魔の月〜土曜日という日も多いのだがww) で、最初にケイイチ君が来てくれて、二人で踊るさんま御殿を観ながらビールを飲み、いつものように雑談に花が咲く。
最初の話題は、有名人の二世について。 今やちょっとした二世タレントブームなのだが、なかなか親を超えたり、芸能界で長く生き残るのって難しいことなんだろうね・・・なんて話題になった。 というのも、アタシ の母も、祖母が女優としてはまぁまぁ有名だったらしいので、演技その他で常に祖母と比べられ、過大期待をされすぎ、そのプレッシャーやらに負けて挫折した人間だ。 そしてアタシ の従兄弟も又、伯父があまりにも芸達者で偉大であったために、長年芝居や何かの活動はやり続けていたのだが、さほど芽も出ずじまいだった。 だから全く親と違う路線で勝負をするか、視聴者に個人の魅力を与え続ける個性みたいなものを磨いていくのがいいんだろうね・・・なんていう話をしていたのだ。
その後、いつものようにあちゃこちゃに話題が飛ぶのだが、ケイイチ君との会話は、とてもためになることが多くて楽しい。 なんとなく世間に対する物の見方なども似通ってるところもあるので、彼とはよく時事の話やら、最近の若者の話やら、嘘がバレてタジタジになってしまった森○さんの話に発展しつつ、いつもあっという間に時間が過ぎるのだ。
そんなところに(Y)っちが来てくれ、しばらくするとケイイチくんはバトンを渡して帰ってゆく。 サテ、(Y)っちと二人だけになってしまい、顔を見合わせ、「んじゃぁ、今夜は歌いまくるとするかね!!」という事になった。
(Y)っちは無類のシャンソン好き。彼自身の歌が上手い、上手くないは別にしても(笑)彼は東京のライブハウスにはしょっちゅう通っているので、様々なシャンソン歌手の歌はかなり聴いている人だ。なので耳はこえている。 そんな理由で、アタシ も本格的(マニアック)なシャンソンを店のカラオケで練習するには、(Y)っちは良き審査員になってくれる人な訳で・・・・・・。
ウチの店は比較的若いお客が多いので、普段はあまりシャンソンを歌わないようにしている。 エグザイルやラブ・サイケデリコなんかの話題で盛り上がってる時に、何か一人で感情込めてシャンソンを歌うのもこっ恥ずかしいし、浮く・・・・・・。
だから昨夜は誰はばかることなく、水を得た魚のようにシャンソン三昧。(笑) しかも、なるべく一般的なお客が歌わないような、マニアックな歌だけを歌い合おうよね。という事になった。
んで、(Y)っちが歌ったのは
ちあきなおみの「あかとんぼ」 (これはシャンソンではないけど、Yっち曰く、アタシ の店のテーマソングらしい(笑)
「ラ・ボエーム」 金子由香利
「愛の讃歌」 菅原洋一バージョン
「さくらんぼの実る頃」 金子由香利
「再会」 金子由香利などなど他数曲。
アタシ が歌ったのは
「黒い鷲」 岸洋子
「メランコリー」 越路吹雪
「行かないで」 金子由香利
「おお我が人生」金子由香利などなど他数曲。 どれも1〜2度しか歌っていない曲ばかりだ。
本当ならもっと歌いたい曲は山ほどあるが、カラオケにあるのはそのくらい。 以前、バイオリニストのあっちゃんと、自分のキーにあったオケ作って、松本のライブハウスやちょっとしたホテルなどに、あっちゃんのバイオリンとアタシ の歌で売り込みに行くか、なんて話で盛り上がった事もあるんだけどなぁ・・・・・・。立ち消えたままだし・・・。(笑) アタシ にはそんな、趣味と実益を兼ねたようなアルバイトしかできそうにないもんな・・・・・・。
なので、(Y)っちに、「ねぇねぇ、ネットで調べたらシャンソン専門のカラオケがあるみたいで、すごくいい曲がたくさん入ってるから、(Y)っち、それを買ってこの店に寄付してよ。そうしたら(Y)っちもモット歌える歌増えるじゃない?」と持ちかけてみた。 そうしたら、マキュキュの歌伴が欲しいなら、俺の知っているシャンソンのピアニストに伴奏オケ作ってもらえんばいいよ・・・と言うのだが・・・・・・。
そんな簡単に行くわけないじゃんね・・・。 一曲作ってもらうのに、あ〜た、一体いくら掛かることやら・・・・・・。(トホホ) (Y)っちがスポンサーになってくれるの?(笑)
何はともかく(Y)っち、昨夜はありがとうね。たくさん歌いたい歌が歌えてすごく楽しかったよ。 また歌いましょう。 秋の夜長はシャンソンに限るね。
2012年10月17日(水)
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