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■ (日記) お茶目でチャーミングな年寄り。
「年を取ったらようやく丸くなってきた」と言うお年寄りと、「年を取るごとに頑固で偏屈になってきた」と言うお年寄りとが居る。 どうして二手に分かれて行くのだろうか・・・・・・。そこが不思議なのだ。
年寄りはアタシを含め、自分を年寄りだとは思っていない人が案外多く、身体や体力や見た目は衰えても、思考や精神的な部分は若い頃となんら変わっていないと言う人も多く居る。 一方アタシは別だが、皆、それ相当の修羅場や場数や仕事や人生経験をこなしてきた訳だから、けっこう己の生き様に対して確固たる自信に満ち溢れている人も多い。
ただ、どんな武勇伝の過去を持とうとも、どんなに周りがゲスでアホに見えても、所詮もう若くはないのだし、日に日に人生の終末に向かい老いて行く訳なのだから、頭の良いお年寄りこそ、若者や周りの人々に愛され、慕われ、イカに余生を楽しくステキに過ごそうかと言う事に思考を切り替えなければ損だと思う。 それにはプライドや威厳はチョイとそこいらに置いといて、人に愛される優しさや思いやりや感謝の念を持つ事だと思う。
アタシの理想のお年よりは、芸能界で言えば、男なら藤村俊二さん。 女なら故ミヤコ蝶々さんなんかが良いなぁ・・・。
二人ともチョット毒舌なんかでは有るが、自分のポリシーは守りながらも、お茶目で、チャーミングで、ユニークで、チャッカリなんかもしていて、周りの人から相当慕われながら良い年の重ね方をしている(して来た)と思う。
年を取るにつれどんどん頑固になり、偏屈になり、周りに嫌われて行くなんて、そんな寂しい余生は送りたくないなぁ。
実はアタシの本当の理想のお年よりは、吉田拓郎の歌(落陽)に出てくる、ダメ爺さんだ。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND4788/index.html
アタシャさしずめこの爺さんの女版みたいな余生になりそうだ。
ともかく、アタシは人に愛される年寄りを目指したい。
2009年03月13日(金)
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