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■ (日記) 朝青龍は凄いなぁ・・・・・・。
昨日本当は朝青龍の事を日記に書こうと思い、ほぼ書き終わった頃、息子から初孫誕生の電話が入ったため、急遽、削除し(何も消さずともコピーしとけば良かったんだけど・・・)昨日の日記に相成った訳だ・・・・・・。
アタシャ相撲には全く興味は無く、朝青龍のファンでもないが、ワイドショーなどで騒がれている度「朝青龍は何をやっても勝手気ままにギャ〜ピ〜騒がれて、あれじゃ可哀想過ぎだなぁ・・・」などと思ってたくらいだ。 ところが、たまたま深夜、他の局の放映時間が終わり、NHKしかやってなく、相撲ダイジェストを何気なく見ていた時が今場所の初戦で、負けると思っていた朝青龍が勝ったので、それから何となく欠かさず見るようになった。 見ている内にコッ面憎かったはずの朝青龍が段々愛しくなってきて、知らず知らずの内に心から声援を送るようになっていたのが不思議だった。 相撲を全戦欠かさず見たのは、後にも先にも今回が初めてだ。 最後に優勝した時は涙がチョチョ切れた。
この前の日記じゃないが、朝青龍を優勝させた要因は、もう後が無いと言う崖っぷちに立たされた究極の緊迫感と、諦めていた人々を見返してやる!! と言う反骨精神と、何が何でも勝ち抜いてやると言う、応援者(理解者)に対しての男の愛と意地以外のなにものでもないんだろうなぁ・・・と思う。
この半年は特に辛い事ばかりだっただろう・・・・・・。 悔しい事ばかりだっただろう・・・・・・。 見えない恐怖心や挫折感に日々打ち震えていた事だろう・・・・・・。 そう考えると、一勝するごとに自然に応援してやりたくなった。 そして優勝した時に、アタシも頑張ろう!! 今に見てみぃ!!と言う気持ちになれ、物凄い元気が貰えた。 まさか、好きでもなかった朝青龍が今回のアタシを立ち直らせるきっかけになるなんて・・・・・・。
この所、嬉しいニュースが直ぐそこに迫ってると言うのに、自分のふがいなさと情けなさに、頑張っても頑張っても無理な時は無理なのだと言う諦め感ばかりに打ち震えており、アタシも一種の強迫観念に捕らわれ、何をする気力も失せかけていた。 昨日もそんな気持ちを振り絞るように店に行ったのに、誰も来ず、益々そんな気持ちに追い討ちを掛ける・・・・・・。 12時を廻り、帰ろうとしたその時、ドアが開き、さとみちゃんと言う母の時代からの(当時さとみちゃんは高校生)お客さんが顔を覗かせてくれた。 我が頼りになる心の弟、ヨロズ君の同級生だ。
彼女等がまだ高校生の頃、アタシの母の店に立ち寄った所、母は「おおっぴらにお酒を飲ますことは出来ないので、誰かに聞かれたら信大生って言うのよ」と言い、少しだけ彼等にウイスキーを飲ませてあげたと言う(亡き母よ、そりゃ、チョットまずいだろが!!) そんな事がとても嬉しかった彼等は、それ以後エポックの大常連になり、母の大ファンになり、やがて娘であるアタシに引き継がれ、今尚皆で集まると来続けてくれているのだ。
「ほれママ、銀扇亭に行くよ! ママもおいで、ラーメンでも食べようぜ」と誘われ、さとみちゃん達と銀扇亭で軽く飲み、(銀扇亭を紹介してくれたのはさとみちゃん)そこからマスターをはじめ、もっと大勢を引き連れて、再びアタシの店にリターンしてくれ、ボトルを入れてくれ、カラオケや話で盛り上がり、お茶っ挽きだった所を救われたのだ。
アタシの周りにはこんな生き神さまみたいな人が大勢居てくれている。 そんな人たちの為にも、孫の為にも、いつか自分自身を見返してやらなきゃ・・・。
ある人が言っていた。 「苦難や災難や挫折が人より多い人と言うのは、それだけ神仏に見込まれてる証拠なんだよ。多くの人間の中から選ばれているんだから、全然嘆く事は無いのよ。それを克服して何かを成し遂げた時に、物凄い褒美が待ってるから・・・」と・・・・・・。
こういう風に良い事を言って元気付けてくれるような生き神様も沢山居る訳で・・・・・・。 だからアタシは生きてられるんだよなぁ・・・・・・。
2009年01月27日(火)
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