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■ (日記) 人間模様が面白い
店を始めてもう直ぐ4年目に突入するが、この前常連の(J)ちゃんに「からくり箱を舞台にした人間模様の小説のようなものを書いてみたら良いんじゃない?」と言われたことが有る。 きわめて事実に近い架空小説みたいな物を・・・・・。と言う事なのだろうが・・・。 まぁ、個性豊か、かつ、狂人的、かつ、異端児の溜まり場であるからくり箱の常連達は、一人一人がミニドラマの主人公になり得る要素は充分で、そのメンバー達のエピソードを織り交ぜ、それを一つに纏めて小説を書くのは確かに面白い試みかもしれない。 それほど面白い人間ドラマが日々展開されているのは事実な訳で・・・。 でも、あいつが出てるのに俺が出てないとか言われそうだし、常連全部を書いていたらかなり分厚い本になってしまいそうだ。(苦笑)
アタシは元々まったく計画性の無い人間だし、怠慢なので、プロットを立てたりするのがめんどっちく、日記やエッセイは書けても、小説なんて書く自信はまったく無い。 書いてみたいような無理なような、そんな気持ちで居る。
先日も常連の(D)と、他に客も居なかったので久々に人間模様に付いて熱く語り合った。 (D)がアタシを「壊れてるねぇ〜。諦めてるねぇ〜。世捨て人だねぇ〜」と言い、「幼稚園時代とかはどんな子供だったの?」とアタシに質問をし、いつも聞き役のアタシが珍しく話し役に廻った。 人に何かを聞いてもらう事って、こんなに心地よいものなんだ・・・と言う事を改めて感じたりもした訳で・・・・・・。
話題は、なんでこんな意固地なダメ人間が出来上がってしまったのか・・・と言うようなものに移行し、こんな人間の店に集まる人々なので、やはりどこか風変わりで異色な常連ばかりだよねぇ・・・と言う結論に達し、それじゃぁ、常連達の迷惑にならぬ程度にいっちょ書いてみるべかなぁ・・・・・・なんて思い始めてもいる。
日記の読者の一人に「マキュキュは喜怒哀楽を書かせると上手いなぁ」と誉められたりもしたし、エスプリの効いたちゃんとした大人に「人間の個性を引っ張り出す文章は中々のセンスがある」と誉められたりもしたので、そろそろ小説に限らず、何か応募作品的なエッセイでも書いてみるかなぁ・・・・・・。
でも神輿は中々上がらないんだろうなぁ・・・・・・。
2008年02月16日(土)
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