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■ (日記) 憧れの君との再会
昨日は大人の男デーだった。 4組来たお客の平均年齢が50ウン歳、女性客が一人も来ないと言う、からくり箱では珍しい現象が起きた。 どのお客さんも馴染みの客で、個性豊かなお人ばかり。
そんな中、(O)さんが連れてきてくれた人が、何と昔のアタシの憧れの人だったのだ。(O)さんと同級生らしい。 (O)さんの同級生と言う事だから、アタシよりもはるかに年上で、多分還暦を過ぎた辺りだろう・・・。 実に25年ぶりくらいで再会したのだが、アタシは直ぐに彼が解った。 「も、も、もしやして○△さんではないですか?」と聞いたら(O)さんの方が「何だ!! 知り合いだったのかぁ」と、びっくりしていた。 (O)さんが兼ねてから「面白くて変なママの店があるので一緒に行こう」と宣伝してくれていたらしい。
そのお方は○△酒造の社長さんで、数店舗のスーパーなども経営しており、しかしとても温厚穏やかで品性よろしく、ハンサムで歌も上手で・・・・・・と、とにかく若かりし頃のアタシにとっては近寄りがたい雲の上の存在だった。 母の店に良く飲みに来ていたのだが、純情無垢無垢なアタシは会話するのさえタジタジで、俯いては頬をばら色に染めているのが精一杯だった。(ホンマやて・・・)
アタシが経営したエポックにも1〜2度は来てくれたのだが、何せ若いノリノリの店だったので食指が動かなかったらしくそれ以来お目にかかることも無く25年の歳月が過ぎて行った訳でして・・・・・・。 そんな憧れの君が少しだけ頭に白い物を携えてアタシの店に来てくれたのだ。
「良く解ったねぇ・・・」
『だって本当に憧れの君だったんですもの・・・』
「何だぁ・・・、そんな事ならそうと一言言ってくれてたら良かったのに・・・・・・」
中々ウイットに富んだお茶目なお方でもある。
『とんでもないですよ。雲の上の存在だったし、こう見えても、昔は純情だったもので・・・・・・』
そんな会話をスタートさせながら一緒に飲み、歌い、懐かしく楽しい夜を過ごした。
彼、又枝葉に分かれて近々来てくれるそうだ。 又一人常連さんが増えるかな?
ほ〜れ見ろ 憧れの人を憧れのまま胸の中に秘めて閉まって置けば、又いつか良い形で再会できる。 憧れの人とは常にそういう関係で居たいと思うのでアタシは直ぐに恋愛しないのだ。 憧れの人は友達ぐらいが良い。 始まらなければ終わりも来ないのだから・・・・・・。
何か、誰かの歌の文句みたいだなぁ・・・・・・。
2007年11月28日(水)
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