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■ (日記) アタシのマブダチ コマキと言う女・・・・・・
コマキは、アタシがいつか臨終を迎える時が来たとしたなら、旦那と息子の他に唯一、そばで手を握りながらアタシを見送って欲しい人間の一人だ。
アタシのように常に不安定な場所を彷徨い、グレーの中を漂い続けているような優柔不断な人間に対し、コマキのように白黒ハッキリしたがる正義感に溢れた賢い人間が、なぜ寄り添い続けてくれているのかいまだ不思議だ。 自分に無いものを見付け合い、その違う部分が互いに好きで認め合えているから、なまじ友達は似てない者同士の方が良いのかもしれないが・・・・・・。しかし、本当にコマキは頑固者である。(笑)
先日、コマキの日記の所々に絵文字の怒りマークが間違った使い方で登場しているので何で嬉しい事の後に怒りマーク付けるん?と書いたら、コレは怒りマークじゃないってば!!と散々言い張っていた。多分今でも納得してないんだぜ・・・・・・(プププ) きっとキラメキマークか何かだと思っていたんだろうなぁ・・・。 夢を壊してはいけないが、ずっと使い続けてたら恥をかくと思い、何度、怒りマークだよと言っても認めやしない・・・・・・(苦笑) 面白いでしょう、この愛しき頑固者・・・・・・。 そんな所が又コマキを好きな所以でもある訳で・・・・・・。
アタシには親友と呼べそうな人間が二人だけ居る。 その一人がコマキであり、もう一人は美紗緒と言う女だ。 二人とも私よりもずっと若いが、しっかり者で何故か性格が似ている。 どちらも男か女か解らないほどサッパリとしており、頑固者で、やはり白黒ハッキリ付けたがり、大酒飲みで、頼りがいがあり、何でも曝け出して、話し合える。 もしも二人が男なら、アタシャどちらかと結婚したいくらいだ。そこいらの軟弱な男よりもよっぽどまともな男になるだろう。
話が横道にそれたが、コマキは特に男気が有り頼もしい存在だ。面倒見も良く、世話好きでもあり、アタシの妹分のはずなのに、アタシャいつもコマキにぶら下がって生きている。
でもコマキは、女としての繊細な部分や優しさや可愛らしさも充分持ち合わせており、チラホラそんな所を覗かせるので、コレが又コッ面憎いほどたまらなく愛しいのだ。
先日コマキが店の外の干上がったプランターに花を生けてくれた。 一番端のプランターにはバジルとサンショが植えてあった。 料理好きなアタシに役立って欲しいと言う細やかな気遣いだ・・・。 きっとアタシの喜ぶ顔を想像し、ニコニコしながら一生懸命植えたんだろうなぁ・・・・・・。 その光景を想像したら、涙が溢れて仕方なかった・・・・・・。
そんな所がアタシはたまらなく嬉しく、コマキ大好き指数がグンと又上がってしまうのだ・・・。
アタシはそんなコマキの為にも、アタシを頼らせてくれる他の友人やお客さんの為にも、絶対に物書きになって成功し、少しは裕福になり、いつかは恩返しがしたいよ・・・・・・。 皆がお金を持ち寄らなくても楽しく過ごせ、リラックスできる、小さな楽園を作りたい。 どこかの出版社社さん、アタシにチャンスをくれないかなぁ・・・・・。
2007年07月04日(水)
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