 |
 |
■■■
■■
■ (日記) 訃報
今日、元夫から数年ぶりに電話が入った。 彼の母が昨日の午後8時過ぎに亡くなったそうだ・・・。 享年97歳。 「それで・・・、最期は苦しんだり痛がったりしたの?」と聞くと「いや・・・、老衰だから眠るように亡くなったよ・・・」と言う。
アタシは思わず「アンタ、本当に長年ご苦労様!! 偉いっ!! アンタ良く頑張ってきたよね・・・、淋しい事だけどお義母さんに取って見たらおめでとうかもしれないよ・・・」と変な慰め方をしてしまった・・・。 97歳だもん、立派な極楽往生であると受け止めたい。
彼と義母の間柄は血は繋がっては居ないものの、彼が赤ん坊の頃から大切に愛しみ育て、ずっとずっと片時も離れずに寄り添って生きて来た母子である。 彼が幼い頃お父さんは他界していると言っていた。 それからは義母が働きながら女手一つで育てたそうだ・・・。
子宝に恵まれぬ初老夫婦が有る日決意をし、クリスチャンの教会を伝に孤児を養子縁組したわけだ・・・・・・。 それからと言うもの、本当の親子以上に信頼関係と愛情とを注ぎ合い、お父さんが亡くなってからの数十年、固い絆で育まれてきた母子だった。
夫とは様々な修羅場があり、アタシは25年前に離婚しているが、息子は彼の血筋なので年に数度は連絡を取っていた。 彼が2度目の離婚をした事も知っていたし、その後義母が十数年前に床に伏せってから、彼がずっと介護し続けてたのも聞かされてもいたし、きっと彼のお義母さんは心苦しく思っていたに違いないとおもう・・・。
アタシの憶測だが、【息子の足を引っ張り、息子に迷惑をかけ、息子の恋愛の自由を奪い、息子の何の役にも立てなくなってしまった私・・・・・・】 本当の親子以上に息子を大事に育てて来、息子の幸せを願っていた義母は余計にそう感じていやしなかっただろうか・・・。
「アンタは本当に親孝行な息子だったと思うよ? 何度も言うようだけど、良く頑張ったし愛情を注ぎ尽くしたよ!! お義母さんはアンタに感謝しながら喜んでアッチに逝ったさ!!」 そう言ったら元夫は「アナタにそんな優しい言葉を掛けてもらえるとは思わなかったよ。アナタにそう言ってもらえた事が、俺は一番嬉しい!! 本当にむかし酷い思いをさせてごめんっ!!!」と号泣していた・・・・・・。
ごめんね・・・本当ならば数年間一緒に暮らしてきたお義母さんであり、アタシやアタシの母よりもよほど母性の強い優しい 人だったので、駆けつけてあげたい・・・・・・。 でも、アタシャ今はそんな資格も余裕も無いや・・・・・・。
お義母さんのご冥福を心より切望します。 かつてアタシが大好きだった、デコちゃん(義母のアタシが付けたあだ名)のシワシワのホッペにアタシからのキスだって・・・代理で送ってあげてね♪ (今日の日記・・・相当なヨッパなので誤変換女王ですかも・・・お許しを・・・・・)
追伸・・・・・・。 元の夫へ・・・・・・。 いまさぁ・・・デコちゃんがアタシのアタマ撫でにきたぞぉ!! (AM1:30ナリ) きょはデコちゃん偲んで一人朝まで飲んだくれるさ!!
2007年03月14日(水)
|
|
 |