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■ 【松本食べ歩記】 お蕎麦屋さんの時間差攻撃サービス心に切腹!!
店の開店前、友人に客単価やメニューの事で相談などをしていた頃、蕎麦キチガイな私を知ってか知らずか、友人【K】に「旨い蕎麦屋が有るけど、行かないか?」と誘われた事がある。 蕎麦と聞けば目の無いアタシなのだが、生憎、その日は家でご飯を食べたばかりだったので、【食べてこなけりゃ良かった・・・】と、少々後悔しながら、喫茶店で話すことにしたのだ。
明日ネット仲間が、わざわざ遠方から【からくり箱】に飲みに来てくれるので、翌日に美味しいお蕎麦屋さんでも案内してあげたく、2件ばかりの候補はあるのだが、昨日その事をふと思い出し、ドレドレと下見をしてきた。
場所は家から車で3分ほど。ほんの直ぐ蕎麦なのだ。←駄洒落ww。 (おや?)中々見当たらないぞぉ・・・? 明らかに通り過ぎたと思い、運良く目の前に止まった郵便配達員に場所を聞き、一本道が手前だった事が判明。 駐車場にたどり着き、少々ドキドキしながら引き戸を引くと、そう広くは無いがスッキリと小粋に纏められた店内には、jazzが流れているではないか・・・。 【ほう〜♪ 中々ステキ・・・】 お昼時を外して行ったので、テーブルが一つだけ空いていた。 こんなところも【ラッキ〜♪】
真中のテーブルには、男女を交えた白髪のご老人達が3人。しかも、とてもセレブで気品の高い感じのする人達で、クラッシックコンサートの指揮者の話題などに花を咲かせていた。 その向こうのテーブルには、これ又、かなり食通そうな中年カップルが・・・。
恐る恐るメニューを覗いて見ると、せいろ蕎麦1000円と書かれていて内心ホッ!とする。 【蕎麦屋と聞いていたので、小銭入れに2000円しか持ってこなかった】
我が啓愛する天麩羅蕎麦も有ったには有ったのだが、たくさん儲かった時のご褒美にと取っておく。【お楽しみは後あと・・・・・・】 メニューも、温・冷含め、4〜5種類しかない。 【オッ! これは中々イケそうだ!!】 あまりメニュー数の多い蕎麦屋は、味も大衆向けだと以前、食道楽の人に聞いたことが有る。
髭面、バンダナ姿の私よりも少し若そうなマスター(大将と呼ぶべきだろうが? でも、この店の雰囲気では明らかにjazzBARのマスターって感じ)に、せいろ蕎麦を注文し、ふとテーブルを見ると、楽座通信と言う読み物が・・・・。 蕎麦打ちの薀蓄などだけが書かれているかと思いきや、エッセイ形式で、とても面白い事が書いてある。 私が読んだ項目は、NHKの受信料支払い拒否法に関する物や、飲み仲間に関する物など・・・。 フムフム頷きながら楽しく読んでいると、蕎麦が打ちあがってきた。
先ずは何もつけずに蕎麦だけを一口すする。 ひと噛みすると、すぐさま蕎麦の香りがたちあがり、中々のアルデンテ仕様。 今度は薬味無しの蕎麦汁で一口。 その蕎麦汁だが、一人前のせいろ蕎麦を食べるにギリギリの量だ。 【こんなところも粋な蕎麦屋って感じだ】 その甘味を抑え、鰹の利いた蕎麦汁は、正に私好みの味だ。 そしてようやく薬味を入れ、普通に食す。 【うん! 旨いっ♪】 後はわき目も触れず一気に啜り込む。 食べ終わるか終わらないかの絶妙なタイミングで、無口で職人気質風の大将が、新たに小さいピッチャーに蕎麦汁を持ってきてくれる。 【ほほう〜♪ さすが・・・】
そして一足遅れに、熱々の蕎麦湯が届く。 【おぬし・・・中々の曲者じゃな・・・】
これだけでも大満足で、もう終わりかと思いきや・・・・・・。
なんと、蕎麦湯を飲み終えた頃、再び熱々の蕎麦茶のお代わりと共に、小さな洒落た器に、イチゴが1房、一口サイズに切られたバナナが一個。「デザート代わりにどうぞ」と届けられたではないか・・・!! このサービス精神に私は只者ではない意気込みを感じ、いやはや参った!! 切腹〜〜〜〜〜っ!!
アタシャ感動すら覚えてしまった・・・。
【蕎麦打ち(楽座)】という素晴らしい蕎麦屋さんだった。
此処も捨てがたいし、バチバチと音を立て揚げ立ての天麩羅が踊る【もとき】も捨てがたいし、塩尻の芸術品とも言える細打ち蕎麦の【まる泉】も捨てがたいし・・・・・・、何処を紹介してあげよう。 う〜〜〜ん・・・! 迷うところだ。
ありがとう【K】 良い蕎麦屋を紹介していただいた。
2005年04月07日(木)
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