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■ (日記) 怒り心頭
先日、一年半ほど会っていない、微妙な感じの友達から、突如電話が入る。 アタシが以前酷い目に遭った元親友のパブで、同僚だった女の子。彼女はまだ30歳ソコソコだが、彼女もその店はとっくに辞めている。 「マキちゃんどうしてる? 元気にしてる? 急にマキちゃんに会いたくなってさ・・・。たまにはお茶でも飲まない? 久々にゆっくりと話がしたいし・・・」 と言う・・・・・・。
何が微妙だと言うと、それほど特別に仲が良かったわけではないが、かと言って、別段仲が悪かったわけでもない。ただアタシは彼女の性格は、あまり好きとは言えなかったからだ・・・。 取り立ててアタシに合いたいと言う理由も解らない。
でも、そう言ってもらえればアタシに会いたいんだなぁ・・・と思って少しは嬉しいし、別に断る理由も無いのでお茶くらいなら・・・と、空財布を見詰めながら出掛ける事にしたのだ。
待ち合わせをしていたガストに出掛けると、彼女がもう来ていた。 『久しぶり〜。元気だった?』と、対面の席に座ろうとすると荷物がある。 すると彼女が「友達と一緒に来ているのよ」と言う。そう言うか言わぬの内に、その友達とやらが3人分の水を持って、妙なニコニコ顔でやって来る。
ハハ〜ン・・・。やっぱそう言う魂胆か・・・・・・。 アタシは事態を直ぐに察知し、ズルッ! っとコケソになった。 こう言う場合は決まって、マルチか何かしらの勧誘とネタは割れている。 冗談じゃないぜ・・・、時間の無駄だ。
『んで、何なの? アタシに会いたい本当の理由って・・・』 アタシは少々憮然としながら言った。
「アノネ? マキチャンがいつまでも波乱万丈で貧乏なのは先祖が警告を発してるとともに、寂しがっているのよ。解る? 何かが障っているからなの。この宗教は全然変な宗教ではなく、お金も掛からないし・・・~%▽$#\&×*@☆◇!!・・・・・・・・』
【アタシが貧乏だろうが、波乱万丈だろうが、何が悪い!! 余計なお世話だ。こちとら、それを糧にしてるんだい! アタシャ忙しいんだ! 日記書きたいんだ! いい加減にしちくりよ、ったくぅ・・・・・・】 注:↑は心のセリフ。
『あのね、解った。よ〜く解った。二人の気持ちは良く解る。先祖を大切にする気持ちや、先祖を敬う気持ちは、大切な事だと言うことも良く解る。こんな私にも、そう言う気持ちはチャンとあるし、アタシは思い出せば仏壇に手を合わせてるし、水もあげてるし、心の中でいつも先祖達と会話してるし・・・。だから宗教に縋らなくても、生きては行けてるので、入るつもりは全然無いのよ。先祖を敬うのはあくまでも気持ちの問題でしょ? なので悪いけど他を当たっておくれよ』と、はっきりと断り、早々に家に引き返した。
アタシは宗教自体を否定しているのでは決して無い。 お金も掛からず、1000円ポッチでお札を作るだけで先祖が浮かばれるなら、安いものだ。 それが本当に先祖にとって良いことならば否定はしない。 ただ、こう言う誘い方自体に無性に腹が立つのだ。 さも、二人だけでゆっくりと話がしたい・・・、みたいな事を言っておきながら、蓋を開けて見りゃ断りも無く友人を同伴させている・・・・・・。そう言うセコイ誘い方をすること事態に、猛烈に腹が立つ。 これじゃ、変なマルチと同じだろうが・・・・・・。 無論その事もキッパリと言ってやった。
それから、数日後、な、な、なんと、その幹部らしき人が、私の家にまで勧誘に押しかけて来たではないか。 しかも事前の電話も無く、いきなりだ。 どうやって家を調べたのかも不気味である。 その時は、さすがのアタシもきつい言葉で怒りを露に言ってやった。 「アナタたちのような、こう言う強引なやり方が、折角の志を台無しにしてると思う。迷惑なんだわさ・・・。悪いけど二度と来ないでくれ!!」と・・・。 こんな無神経な人間達が何故、神や先祖を語れるか・・・・・。 電話を掛けて来た彼女とも、もう2度と会うツモリも無くなった。 コレでアタシの交友記録から、又一人の人間が脱落した事になる。
もしも、その宗教とやらが本当に良いものならば、もっとやり方を考えりゃ良いものを・・・・・・。 あんなやり方してりゃ、不信感を持ってくれ、と言っているようなものではないか・・・・・・。
ともかく私は無所属なのだ。 苦しい時の神頼みは、良くするけれどww、アタシにはチャンとぐうたら神様が着いていて、ソコソコ守ってくれている。時々キリスト様も応援してくれている。 そして、母ちゃん、爺ちゃん、婆ちゃんとも、ちゃんと、心の中で会話している。 自分自身が気が付き、イツしか自分の意思で何かの信仰を持ちたいと思えば、ちゃんと自分の意思だけで信仰を持つ。
それだけの事だ。
追伸・・・。
最後から5行目・・・。 父ちゃんが抜けてた。 ごめん・・・父ちゃん・・・・・・。 忘れてたわけじゃないんだけど、別れから長かったもんだから、つい・・・・・・(^^;;
2004年09月08日(水)
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