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■ (日記) 夜明けの色
3時半ごろから4時半頃までの間、空の色が徐々に変っていく様を見詰めているのが大好きだ。 本来、滅茶苦茶に深夜族だった私なのに、この所ずっと早寝早起きだったので、この時間帯に空を見詰められている事など無かったけど、今日は真夜中、フゥーリィーの歯軋りとイビキのスペシャルプレゼントで起こされてしまった。 昨日はずっとエッセイ集の編集をしていたので、日記も書けなかった。 それでこんな時簡に日記を書いている。(今4時半)
先日なんて、フゥーリィーってば、自分の歯軋りで起きてやんの・・・・・・!ww ガバッ! と起きて。 「あわわわ・・・・・!!ナ、ナ、なんだ!!?? どした!!?? どこかでキュル〜ッ!キュルルル〜ッ!って変な音して無いか?」だって・・・・・・。
やってられない・・・・・・。
イビキはともかく、歯軋りは絶えられん・・・・・・。殺意が生まれる。(笑) 耳栓しようがどうしようが進入してくるあのおぞましい音。アタシャ苦手で仕方ない。何方か、歯軋り対策の良いアイデアがあったら是非教えてください。 絶対に止まるなら少しお金出しても良いです。
でも、そのお陰で久々に美しい夜明けが見れたのだから・・・・・・。まぁ、よしとするか・・・。
サテ・・・・・・。
夜明けの色と言うと、黒から紺色に変わる間が一番美しい。その瞬間の色合いを人はなんと呼ぶのだろう・・・・・・。夕刻のそれとは明らかに違った神聖な静寂の色。 それからどんどん白さを増してゆき、もうそうなると美しさは無くなってしまう。 あの色だけを閉じ込められたら良いのに・・・・・・。
黒から紺色に移り行く瞬間、様々な光景が思い浮かび、胸の辺りがふつふつとざわめき、何故だかいつも少し泣きたくなる・・・・・・。 頭の中には必ず【夜明けのスキャット】と【時には母の無い子のように】が流れ、いつも14・5歳〜17・8歳の頃の私が甘い痛みを帯びて蘇る。 あの年代が丸ごと蘇って来る。 きっと私の人生で一番楽しく、一番愛しく、一番美しく、一番好きな時代だったのだろう・・・・・・。
いつも親友の節子の家と私の家をかわりばんこに泊まり合い、何度も見た夜明けの色。 新宿の公園で始めてヒッピー仲間達と野宿した日の夜明けの色。 始めて恋人と行った海での夜明けと朝焼けの色。 母と喧嘩して家を飛び出し、町をさまよっていた時の夜明けの色・・・・・・。 いくつも見てきた様々な夜明けの色が私の胸に蘇る・・・・・・。
こうして昔の記憶と戯れながら夜の明けていく様を見てるのが、私は大好きだ。
2004年07月02日(金)
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