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■ 【昔書いた小さな詩】 ノートの中の寄せ集め
【Sへ】
きっと あなたの言っている事は全てが正しいのでしょう 理も叶ってるし 自信たっぷりだし 確かにその通りだわよ でも・・・・・・ 人間って そんなもんじゃないでしょう・・・・・・ もっと 色々な心を持った人間が居るという事を あなたは知るべきじゃない?
【クリスマスイブ】
あなたを探して街中さまよったわ 凍える手に プレゼントを握り締め ルナにも行ったし 地雷屋にも行ったし アップルにも行ったのよ そうしたら 今日は来てないって言われて
独りポッチになるのが怖くて今までアップルで飲んでたの マサやタクボが居て 皆で慰めてくれたけど あなた無しのイブなんて 全然つまらなかったわ もうお金もスッカラカンよ・・・・・・
そして 意気消沈してアパートに帰ったら あなたの靴が・・・・・・。
此処に来ていたなんて少しも思わなかったの。 ずっと待っていてくれたのね・・・・・・。
もう・・・ 心配させて・・・・・・。
あなたの寝顔を見たら 淋しさも 不安も 全て吹っ飛んじゃったわ♪ 来年のイブこそはボタンを掛け違わないようにしましょうね。
【クレヨン】
子供の頃 貰いたてのクレヨンを好きな順に並べ変えて じっと見てるのが好きだった ピンク・水色・黄色・藤色・コバルトブルー・・・・・・ そんなところが私のお気に入り ねっ? 何処にでもいるような 夢見る少女だったって事が これで解ったでしょう?
【苺ミルク】
苺ミルクが大好きだった 洗ってもらった苺を 深いお皿にたっぷり盛って 苺潰しのスプーンで丁寧に潰して・・・・・・ お砂糖を少し コンデンスミルクをたぁ〜っぷり そして牛乳を注いで 交ぜると 私の大好きなピンク色になって・・・・・・ それは 一口含むと 夢の味がした
【Tへ】
あなたの笑顔を見ていると不思議に 頑張ろう って気になるの あなたは 励まし上手 あなたは 誉め上手 そして・・・・・・ あなたは 恋上手
【夕焼け空】
ねぇ・・・、綺麗だね・・・・・・。
この空を あなたもどこかで見ているかしら? 今が きっと 一番美しい瞬間ね この空を このまま 額縁に入れて あなたに贈りたい
この空の延長上の何処かに あなたが居る事が 私は嬉しい
【嘘】
嘘を付いたのよ 【K】の事が好きになり掛けてるって・・・・・・ そんなの嘘に決まってるじゃない!
あなたの心に 秋の風が吹き始めたのを 敏感に捉えただけ だから 嘘を付いたの
私が好きなのは あなただけ・・・・・・
【公園】
秋の夕暮れの公園が私は好き 銀杏の木が色付き 何処からか 煮物の匂いに混じって 落ち葉の焦げたような そんな匂いもしてきて・・・・・・ 子供達が 母親に呼ばれ 一人 又一人 散ってゆく
「ナニナニちゃ〜ん♪ ご飯ですよ〜〜〜」
私は 最後まで呼ばれずに 何時までも 一人で ブランコに揺られていたっけ・・・ 秋の公園には そんな チクッ! っとした淋しさも 漂っている
昨日の大掃除で、むか〜し。むかぁ〜〜〜〜〜〜〜し(笑)に付けていたノートが見付ったので、そこから抜粋して懐かしい詩の走り書きをいくつか載せてみました。 これは、多分17.8歳の頃に私が書いた小さな詩たちでしょう・・・・・・。
チト恥ずかしいですが、こんな純情な頃も有ったんだなぁ・・・と、笑いながら読み返していました。
この頃からあまり・・・、と言うか、全然成長のない私です。(^^;
今日のみそひともじ
蘇る 遠い記憶に 思う事 本質的には 成長ナシじゃん
2003年12月09日(火)
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