2002年06月23日(日) |
行方ない僕は儚い過去進行形。 |
今日も定時に上がってしまった私は、まっすぐ帰るのももったいないなあと思い、つい会社の近くの古本屋へ寄って立ち読みなんぞしてしまいました。 手に取ったのは清水玲子の『22××』。長い話だと何時間もいそうな気がしたので、読み切りにしよーと思い、何気なく手にした本でした。 切ない話でしたねえ。私、清水玲子の本を全て読んでいるわけではないのでよくわかんないんですが、ジャックは「いつか」「どこか」では幸せになっているのでしょうか?これはあまりにも可哀想な話だったもんで・・・・。 で、読んでてそういえば・・・と思い出したことが一つ。 今から8年くらい前でしょうかねえ。私、清水玲子のところでアシスタントしてらっしゃった方とちょっと知り合う機会がありました。さすがにその方も大変に美しい絵を描かれる方でした。まあ、同人誌をやってらっしゃったのですが、たまたまジャンルが同じだったので(その当時も芸能でしたが、まったく異なったアーティストでございました☆)お友達のお友達のお友達の・・・て感じでしたかね。あまりじっくりお話したことは無かったと思うのですけど、丁寧なお手紙を何度かいただいたことがありました。なんか、いろいろぐちぐちと悩んでいた時期に、いっぱい励ましてくれた人だったなあって。でもその後いろいろあってサークルもやめてしまった私は、その当時に仲良くなった方々ともほとんど疎遠になってしまいました。 そのアシスタントさんとも、それっきりです。 まったく、私は無慈悲というか恩知らずというか。 あのとき頂いたお手紙が、私はどんなに嬉しかったか。それをちゃんと伝えたかどうかもちょっと不確かなうちに、離れてしまったからなあ。そういう方は実はたくさんいらっしゃる。ごめんなさい、ありがとう、あのときはいろいろお世話になりました。今はこんなにのほほんとして生きています。 なんていうことを、清水玲子の作品を読むたびに思ってしまう。 いろんな意味で、切ないのでした。
・・・・気取ったタイトルつけちまってよー。すみません、スパイラルくんです。いやあ、若き日の・・・といえば、ねえ。ははは。
妹が待望の「おせん」4巻を買ってきたよ!明日も仕事、読んだら寝よう。
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