『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2010年10月14日(木) 書くことに長けすぎ。



どうしたの、と尋ねられても

なんでもない、しか

応じる言葉を持っていないのは、あんまりだと

自分でじぶんを殴るばっかりの

夜とかひるとか夜とか。


「あたしいらないな」。


頭のまわりを傷ついたものが永久運動よろしく周っている。

遠ざけられないかなと、思う。




ひとにむかって

あたしをつかえと

いうくらいしか

ないのか。


くるしいんだとかたすけてとかいうせりふがくちにのぼらない。

この性根をなんとかしないとなんともならないだろう。

だれもあたしをたすけられない、

そうなるようにあたしが作った壁はどれくらい分厚い。

あたしがあたしの喉を縛った縄はどれくらい太くどれくらい丈夫。



いろんなことが遅すぎたけど頼るせんせいがいたあのころに
戻りたいなんて思ってしまったよ。
後悔するのは嫌だから倒れてもいいから懸命にいこうと
決めてからずっと、とらわれたことのないココロが
二十年ぶりかくらいで、髪の毛をぎゅうっとつかんでしまった。
つかまれてしまった。

もうすこし、あのころが、ながかったらよかった。

ひとりぼっちになるのが
おそかったらよかった。


悔やんでもダメです
悔やんでも
そういうやりかたじゃ
ダメです


重すぎるベル・ジャー

じぶんで持ち上げられなくなっても

なかから、叩き割れなくなっても

頭をつっこむストーヴは、どこにもないから

あたしは、

生きてくんだと、思うけど。




でもねすこしつかれた。


そう、いえたらよかった。



10.10.14、ミメイ


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