『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年10月14日(金) 荒れ模様

ぶったぎってドコニデモイッテシマエと
じぶんをつきはなしめちゃくちゃにしそうな日は
もう眠るしかないよ眠ろうよ、眠ろう

抱きしめてくれる腕なんてないのは知ってる
もうあきらめた、もういいよ
なにもないふりしてあなたはそこにいて

今日もまた置き去りにされて食い尽くされた
いいようにされていくあたしの意識
ああはやくしんでしまうかいなくなってしまおう
その勢いでただ、、、言葉を吐き散らかす
羽散らかした言葉はきっと誰かの毒になっているんですね
ごめんなさい

ほんとうはあたしはここにいるべきじゃなかった
誰にも何も言わず
思い出すべきでもなかった



……でも、ねえ、パパ、なにもしらないあたしは、おいしかった?



吐き気がする。
いくらでも傷をつけよう。
クスリと熱でふらふらする頭で
熱なんてもっと上がればいいのに。
そうしたらきっと
少なくとも今だけはずっとずっと遠くへ
逃げていけるのに。

たすけておにいちゃん。

もういえない。

もういない。

錆びた武器で自分を刺そうか。

そんなイメージだけがぐるぐると
からだのまわりをめぐる衛星、
そらにはあかるい月があった。
こころなしかこのあいだ南でみたよりも
小さく白く、高い位置にあるような
遠い月だった。

苦しい、としか
いえない。

たいせつにできなくてごめんなさい。




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真火 [MAIL]

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