『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年10月04日(火) 携帯電話

携帯電話なんて
いやだもん、と
ずっとずっと言っていたのだけど
とうとう今日、持たされることになるらしく。
なぜなら、すぐに行方不明になるから
出て行ったきりいつ帰るか分からないから
どんな行動に出るか分からないから
気がついたら車に飛び込んでそうらしいから

……不在中に決定されておりました、はい、わかりました。

逆らいはしませんが
そんな発想自体が
ないのですが

でも

いやだな、、、と
気がつくとぼんやり言ってます。

なにがいやなのか自分でもよくわからないのだけど。

突然かかってくる音かな。
つい手にとってしまうことかな。
誰かとあまりに安易に
通じてしまうことかな。

そのくせなんの距離も縮めてはくれないのにね。

ふつうの電話でもかちりとぷつりと切れたときあたりがやみに落ちる。
あれをまいにちたくさんのひとが経験して、それでも平気で
生命をまともに維持しているのかな。

・・・・・・よくわからない。

どっちみち私のメモリーはからっぽでしょう。
だって
誰も居ないもの。


副作用がきつくなったので
眠れなくなったので
不安が強くなったので
また、病院へ、行きます、、、、、、。

長くかかるでしょうといやみなくあかるく言われたとおりに
長くかかりそうだから
あしたのことやいつかのことをあまりきちんと考えられず
結婚とか身の回りではしていくんだけど
そういうことも、、、、ないんじゃないのかなあ。
泣きじゃくりながら考えたこと。

身体の病気はなんとか季節がやさしく
いやしていってくれそうです
こころのねじけた埋め込まれたなにか、は
どんどん暴れだして、手が、つけられません。

だからごめんなさい

今は
いなくならないでね。


わがままでごめんなさい。


うまれてはじめて信頼してしまったひとへ
恋じゃなくてそれでも信頼をやめられないひとへ

それだけを、おねがいします


きょうはくもり、
予定を書き出す、
意外とたくさんがならんでいて
おふとんにもぐりこみたいわたしは
疲労スクエアにかためて積み上げて
あたしのなかに、一本立てよう。

沖縄、行くんだ。
ちょっとだけ
女の子とバカンス。
大量のお薬を持ったふたりぐみの
たぶん傷だらけの左腕をしたふたりぐみの
それでも笑いはしゃげる
シエスタを

したいのです。

それが今の、、、、、、希望、かな。

ただむこうのほうでひかっているうすぐらい闇の中の、トーチ。




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