『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年08月12日(金) down

もうなんといっていいのかわからない

あたたかいお湯
やわらかい毛布
ちいさな薬のかけら

守って

依りかかってばかりですねと思う
くちびるは、わらうことを忘れたようだ

くだらなき破滅的な方角はまっすぐまっすぐ
あたしを指さして、どんな顔をしている

・・・・・・・・・・

気がついたら受話器を持っているから
いけないと思って腕をおさえるのだった
真夜中も過ぎたころに
つごうあって目をさましてひとをほしがった

つながってもいいということや
侵犯してもかまわないという理由は
わからないし、みつけられない

一本のペンをとりおとすよな無力はどこからきたか
一羽の鶴をおるために何度も休まなければいけなかったときを
思い出す。もう過去の話だと実感したのはついこの間なのに
かぎりなく、似ている

大好きなはずのクラッカーに味がしなくて
もしかして泣いてもいいのかもしれないと
思いながら、がりがりと齧る
摂取カロリー320、、、ねえもういいことにしてもいい

なかせてくれるひとが恋しかった
それがだれなのかわからなかった

・・・・・・・・・・

思い浮かべることを
行動にうつせない日だったから
今日はなにもなかった
ほんとうになにもなかった
頓服と名前のついた安定剤に何度かたより
そして半時間後ほっと息をする

くりかえし

明日こそと、それでも思う
あしたこそ

せめてひとつくらいのこしたかったからことばをかきます
呂律がまわらないのも知っているけれどことばをかきます
でもよきものなんかではなく
ごめんなさい
ものすごく大きな傷やたくさんのおくすりや紐や
そんなものがおいでおいでと手招きしているようで
こわいです、、、目をそらして早く
見えないものになってください
お願い


8月12日、夜


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