懲りてなくて 自分でも苦笑するくらいなのに それでもまだ 一枚隔てた隣にスタンバイしている「きえたくなる」 視界のはじっこを横切るから
肉声がほしかったよと ひとりで、つぶやく 我儘かぎりなく
さいごに声を感じたのはいつだったっけ
どうでもよいなんて方向へ踏み出さないために あたしが、あたしにしてやれること
……感じすぎない練習をしています ひとりでだいじょうぶ笑っていられるように
でも ときどき 我儘かぎりなく 蠢いてくる実体のないあのやつらに 怯えて現実のはじっこにしがみつきたくなり 誰もいない 時計を睨みつける
今日はからだが痛くない ふりはじめた雨の音が とてもやさしい
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