叩き続ける手が止まらない キーボードにしばりつけるか なにがなんでも どこかに。
額も首も頬も覆われてしまった あたらしい湿疹と言うやつに
ひっきりなしに自分を殴るなんかばかげたことだと わかっているのになんだか止まらない手で
いやだって言っているのに
言うことを聞けよ あたしのからだ? 言うことを聞け。
0:44
この皮膚が弱くなって痛くて 勝手にとろけていくような感覚 あたしまっくろになってしまう もう駄目かもとか まだ駄目かもとか そんなふうに 考えの持ち上がってきてふくらんで
ちがうちがうちがう。
爪を、みじかくみじかく切ってやすりをかける
どうしてか今日に限って あのこからたくさんメールが届くから キーボードを打っていたら少し気がまぎれた ひとりじゃないものと くりかえして
眠れないとかさびしいとかで つながっているのは不毛で不健全だって あの人なら軽蔑した目で見るのかもしれないけど でも、あたしは 現実に助かってしまっているから なんにも言い返せない
ごめんなさい
2:25
枕カバーもタオルもおふとんも、 触れると気持ちが悪くて 寒いのにあたたまれないやって 思っているうちに、もう外は明るい
ステロイドの何度めか塗布 こんなおくすりとタッグを組んで ひとりで夜中うろうろしているのなんか 慣れたけど でも 繰り返したいわけなんかじゃないし 平気になれたわけでもないのに
みんなみんなが熟睡しているのに ひとりで自分に取っ組んで つかれきったころ朝が来て 起きているのを見つけられて、たしなめられたり
なぜかなあ
どうして、ひとと同じような生活時間帯で 生きていられないんだろう
午前5時半
ステロイドでふたされた皮膚は 薄くてやわらかくて 補修、という表現がぴったりだと思う 強くつついたらくずれそうな からだのなかは暴れっぱなし
それでもひとは表面をみてものをいうし 寝転がっていたら起き上がれるといいねと言われるし ごはんを食べたら熱が出るんだけど 食べないことで責められる 罪悪感を抱く 恋人さんはまた治ったなら夕方出てきたらなんて
ときどきかなしいよ
13:00
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