『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年04月01日(金) sickness

たぶん、決定的なところでのさびしい病。


だあれのことも
ひとまわり遠くに
信じてはならぬと
睨みつけて

ぼくはいったいいくつだろうか。

信じてはならぬ
信じてはならぬ
この一点に於いて
気をゆるしてはすべてが粉々になるのだから

恋人でさえ信じてはならぬ。


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あちこちで
エイプリルフールの冗談を
たやすく信じてきて
そのたびに
ええええ、そうなの?
なんて驚いていた日

「冗談のセンスがすっぱり抜け落ちている」しま子ちゃんみたい

でも
人の言うこと信じてころころ笑うのも
悪くない。

そんな日、
桃色のワンピースを着た
ドビーチェックのかすれた濃淡
袖を通せなくて
きっとちょうど一年、経った

凛々しいコーギーや
ひとなつこいダルメシアンや
大挙しておしよせてくる
どこからこんなに現れたのかというくらいの子どもの群れで
そこらじゅうがいっぱい、
そして身を隠すのらねこ
どこへ行ったか

みんなみんながうちへ帰ったら
どこからかのそりと現れて
おもむろに日だまりに座るだろうに

午後4時半、
ねこの時間まで
あと少し

だれも見えなくてぼくが
うちへと帰る。



2005年4月2日、エイプリルフール翌日な朝


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