『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年03月16日(水) たまご

目がさめると
自分のなかみが
こわれていて
くずれていて
それは
あたかも、生のたまごを振り回したかのような、ぐずぐず具合?

攪拌された中身はこぼれだしそうにとろけ
マブネシウム、はかなく硬い殻の鎧で
形を保つ、起き上がりこぼし

ひるのひかりが
あたしを焼いた

なのに
あたたかくない
まぶしいが
ずんずんと
皮膚から遠くへいく

起き上がるために飲み込むおくすり
ああまた頼ってしまった補完してしまった
さしのべられなくても

ゆるやかに効きはじめる
血管のなか少しずつ
めぐる

ぐらぐらとするならばふたたび眠ろうか、春めいたひだまり、あたたかくくるまり

意識なしに心配をかけてしまったなら
すまながるというしぜんなながれ、
申し訳ないとかんずる脊髄反射
そして更に囲い込まなきゃいけないんだと
信じてしまった
あたしが、あたしの、はみだすことを、イエスといわない
ありえないという

それなりに元気ですよと
ほんとうのところ、だめじゃないよと
信じてもらえるかともかくとして
境目をたやすく超えるまでのことはないから

安心して、そこにいて


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真火 [MAIL]

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