『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2004年10月24日(日) ヒトリゴト

ひっそりとひとりごとを言えるくらいの場所は
とっておきたいかなと、思う

顔のない、百人のひとのことを考えたらきっと何も言えなくなる

顔のみえるひとのことは
思っていたかったけど
うまくいく日は
そんなにすぐは、こなくて

たまねぎをきざんでリゾットを作った
ぼくのつくるものはたいてい
うすぼんやりな味がすると思う
左目ばかりなみだが出るなあ
涙腺って
右と左で、ゆるさに違いがあるのかなあ

祈るということばの意味をわたしはよくわかっていない
急にぽっかりと傍らがうつろになってしまったときの
しずかな半狂乱のことを思い出せるくらいであって
それらについて、きちんとつつみこめるくらいの思いをことばにこめて
祈るということをたぶんできていない
そう自覚したら、冥福をお祈りします、といえなくなった

大きくなりたい

これ以上、かなしまなくてはならないひとが
ふえませんように、どうか



10月24日、夜


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