ひっそりとひとりごとを言えるくらいの場所は とっておきたいかなと、思う
顔のない、百人のひとのことを考えたらきっと何も言えなくなる
顔のみえるひとのことは 思っていたかったけど うまくいく日は そんなにすぐは、こなくて
たまねぎをきざんでリゾットを作った ぼくのつくるものはたいてい うすぼんやりな味がすると思う 左目ばかりなみだが出るなあ 涙腺って 右と左で、ゆるさに違いがあるのかなあ
祈るということばの意味をわたしはよくわかっていない 急にぽっかりと傍らがうつろになってしまったときの しずかな半狂乱のことを思い出せるくらいであって それらについて、きちんとつつみこめるくらいの思いをことばにこめて 祈るということをたぶんできていない そう自覚したら、冥福をお祈りします、といえなくなった
大きくなりたい
これ以上、かなしまなくてはならないひとが ふえませんように、どうか
10月24日、夜
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