目がさめたら夜の1時だった 少しだけ腹が立ったけど こういう夜もあるもんだと ひらきなおって布団の中にいた
うとうとと、するための努力 ぬるま湯のお風呂でのびをする からだはしみるけれど 外から聞こえる虫の声はいいもんだ
きやすめに飲み下す錠剤じみたものたち ごめんなさい告白します 昨日の朝くるしまぎれに 残っているお薬すべてのみくだしたことを
「だから」
今日ぼくは眠れない おかしな動物に成り下がってしまったのだろうか 外は闇、火星はあやしくひかり、満月も近く らんらんと光る薄闇の中でじっと横たわる やわらかな夏蒲団の中でしずかに泣いていた
ハルシオンないと眠れなくなったらしい 疲れきっても疲れきっても疲れきっても 2時間で目を覚ますおかしなぼくの身体へ あんまり宿主をいじめないでほしいのだがな
それでもまだ眠れず酩酊感が欲しくてカシスオレンジのラヴェルをぴりぴりと裂いた 弱い弱いアルコール飲料 禁じられた遊びのようだと思った
結局、今まで一睡もしてはいないのだけれども 明るくなったひかりの下で体を眺め回したら 足だの腕だのが切り傷だらけでこわかった なにをしているのだろう なにをつかっているのだろう この傷の下にあるぼくの動きよ きみはなにをしたいんだ
午前11時半
すでに外は夏昼温度、 目覚めきった身体で病院におくすりを手に入れに行かなければ いけない。
いけないんだ。
9月9日、本日、重陽の節句? 真火
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