『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2003年04月16日(水) スロープ

嫌いなこと。
病気に逃げ込む自分が嫌い。
嫌いと言ってもなにも始まらなくて終わらないというのが始末が悪い
と、わかっていても、やっぱりきらいなこの傾向、、、
というより
性癖かな、
悪癖。

何かといえば
熱を出したりおなかをこわしたり
炎症を起こしたり傷だらけになったり
呼吸困難になってみたり
パニックとか
何でもいいや、いろいろなことが起きているけれども

突き詰めていったら
あなた好きで病気をやっているんでしょうと言われたら反論できない
ということ。

反抗できても。

つらいとか痛いとか痒いとか生きているのがしんどいとか
そういうふうになっていく前に、ワンステップ
必要なものがあると思うのに
そこを飛び越えて痛みをダイレクトに自分の身体にぶつけていくみたいな
そういう方向に、ころころ転がっているらしい自分の在りかたが
たぶん嫌い。

そう考えても何も止められないから落ち込む。
今日もアレルギー性だと思う熱を出して半日寝込んでしまった、
という事態をたぶん招いている自分を考えて落ち込む。
落ち込むけど本当のところは落ち込んでいないんだと同時に鞍替えす。
そう言っても心のふかみには自分では辿りつけないらしい。
それだからわたしは今でも
「病気」をやっているんだろうと思う。

今日もまた鏡を見られなかった。
これで何週間、自分の顔を直視していないのやら。


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どうしても手紙を書かなくちゃいけない機会に久しぶりに何度も出会っていて、
実のところ自分は日本語というものがすごくすごくニガテだなと思い知ります。
社交辞令としてのお手紙とか。
とくに、動機のないことば。


便箋と切手と封緘シールは、とても好きなんだけれども。
おかげで手元にたくさんたまっているんだけれども。

行き場のない便箋がたくさん。


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ひとから降ってくることばはとてもこわいね。


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