みちる草紙

2004年10月05日(火) 雨が降ります雨が降る

今朝早く(6時頃)、寝入りばなを、紋次郎の暴れる音に叩き起こされた(-_ゞ

ケージの隅に、三角コーナーのようなトレー式トイレを置いてあるのだが
もんは、トレーに被せてある簀をくわえて放り投げ、ペーパーサンドの下に敷いてある
トイレットペーパーを引きずり出して、もぐもぐ食べていた。
「こらっ!」怒鳴ると一瞬ピタリと静止するが、それ以上おしおきがないと分かると
平気で続きをもぐもぐやりだす。いかん、こうして飼主がナメられるようになっては…。

     

「この不良うさぎ!やめっつーのが分からんのか、この!」
頭をピタンとはたくと『ブッ』と鳴く。「ブじゃない!」ぺしっぺしっ☆
経験上分かったのは、もんがトイレの簀を引っくり返すのは何かを訴えたい時である。
例えばチモシーを食い尽くして追加が欲しいとか、外に出て走り回りたいとか。
今回は、しばかれてブーブー鳴きながらも、ケージ内を落ち着かず行ったり来たりハタハタ
跳び回っているので後者であろう。もんは、運動不足で身体がナマるのをとても嫌う。
目が覚めると同時に咳の発作が出たので「もん、ちょっと待ってくれ…」と声をかけたが
通じる相手じゃない。ゲホゲホ咳き込みながら薬を麦茶で流し込み、ケージの扉を開ける。

なんでこんな薄暗いうちから走りたがるんだよう。留め金を外してやると待ちきれずに
頭突きで扉をドンと開け、もんは人間さまを押しのけるように嬉々として滑り出た。
出してやるのはいいが、こいつを外に放している間は片時も目が離せない。
この前はパソコンのコードを齧られ、アダプターごと取り替える羽目に(被害額1万円相当)。
その上、本は齧るしティッシュをくわえて逃走するし、放っておくと形あるものが全滅する。
今朝は、テーブルの下をもの凄い速さでビュンビュン駆け回り、箱ものに近づくので
(奴はカドを齧るのが好き)方向転換させにお尻を叩くと、またロケットのように走り出す。
30分ほど付き合ったが、薬が効いて瞼が重くなり、たまらず巣にお引取り願いアタシも寝た。

今日は一日中、本当に朝から晩まで、ひたすら雨がしとしと降り続いていた。
洗濯物がたまって困る。部屋が湿気るので部屋干しはいやだし、窓も開けられない。
夜行性のもんは、昼間はぼんやり目を開けて眠っているので、割合静かだ。
いっそ昼間は起こしておき、明け方寝てもらおうかと思うが、そうも行かないだろうな。
することがないので、ベッドで本を読んでいるうちに、いつの間にかまた寝入ってしまった。

秋晴れが続いたら、もんを知人に預けて、足慣らしにどこか旅行に出かけよう。


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