2004年03月09日(火) |
薄幸のサナトリウム少女(?) |
今日は会社を休み、半ば観念して自宅の近所の診療所へ行った。
先日も書いたが、先月のいつだったか、空気を入れ替えるため窓を全開にした部屋で 湯上りに濡れ髪のままウダウダ過ごしていたらあっさり湯冷めをして 咳が止まらなくなった。以来、夜になると激しい咳の発作に襲われ 大好きな長電話も中断せざるを得ないほど。ベッドに横たわると気管支の奥が むず痒くなり、咳き込んでも咳き込んでも忌々しい痰が切れず、呼吸の度に 胸の奥で微かに笛を吹くような音がする。これってまさか…?(-_-;)
『会社の保険が使えるうちに、病院でちゃんと診てもらった方がいい』 近頃、アタシの退職表明は殆ど狼少年レベルと見做されるまでになってきた折 親から、友人から、同僚から、浜塩ぱぱから、異口同音に言われ続け 「アタシの空咳は子供の頃からで、これは喘息なんかじゃないんだけど〜」 とタバコを吸い吸いぼやきつつ、いい加減胸が痛むので(←フィジカルに) 苦しさに耐えかねてネットで最寄の医院を調べ、出かけて行ったという訳。 そして結果は黒だった、という訳…。
“気管支喘息”それも、典型的な、とまで付け加えられた。 原因は、一にタバコ、二にハウスダスト(もんうさぎの毛も一因ではあろう)。 アレルギーの程度を調べるのに採血し、結果は3日後に出るという。 日頃『結核じゃないのか』とまで揶揄され、今となっては不治の病でこそないが 近代文学のかほり高き、そんな贅沢病がアタシの身にも?と慄いていたので ほっとしたような残念なような(何が?)。 それにしても、いつの間に社会保険の自己負担分が3割に増えたんだ。 初診料込みにしても『(診察料)5,640円です』え?『(薬代)4,300円です』ええ? た、高い。普通に風邪引いた時なんか1,000円以下で済むってのに。 しかも吸入式のステロイド剤、耳鼻科でもらったやつとおんなじだし(-"-;) (ステロイドのパウダーって、何気にライチの風味がするのよ)
ところで、高原のサナトリウムって、入院費どのくらいかかるものなのかなぁ。 そして気がつくと咥えタバコで、キーボードに落ちた灰を払っていたりなんかする。
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