みちる草紙

2001年12月08日(土) 呪わば穴ひとつ

昨夜は会社の帰り、自転車に跨ったまま思いっきり転んでしまった。

路駐車の陰に止まって前方からくる車をやり過ごし、さあこぎ出そうと
ペダルを踏み込んだ時に、バランスをくずして右側にバッタリ転倒。
前かごの荷物は飛び散り、右膝をアスファルトの路面に強打!痛い!(T◇T)
見ると、黒ストッキングに丸く穴があいて、のぞいた膝が日の丸形に擦り剥けていた。
先日も、よそ見をしながら歩いていて段差を踏み外し、転んだばかりなのだが
アタシはこの年になって(つーかここ最近)、子供みたいに本当によくコケる。
不可解なのは、いずれも同じメーカーの新品パンストを穿いていた日に
不慮の転倒事件が起きたことである。呪いでもかかってたんかいな…(-_-;)

部屋に帰り着き、冷たさに跳び上がりながら冷水シャワーで傷口を洗い流す。
思いのほか出血がひどかったのだが、我が家には消毒液も包帯もないので
ひたすらよく洗ってからタオルを巻いた。やれやれ、お風呂どうしよう。

命にかかわる場合は別として、怪我をすると何だか他人に自慢したくなる。
一昨日も、来客にコーヒーを出そうとして熱湯を手にかぶり火傷した際
大袈裟に湿布と包帯を巻きつけて「どうしたの」と訊かれるのをじっと待った。
誰も何も訊いてくれなかった上、タイプや筆記がしづらいだけだったけど。

今回返ってきた言葉は…
『うわぁ恥ずかし〜!子供みてぇ!』『ペンギンみたいな歩き方してるからだよ』
『とれー!本当にバイク乗れるの?』『若い時より、傷の治りが遅いだろう(笑)』
どいつもこいつも悪魔である。

優しく心配してくれたのは、天使の香江ちゃんだけだった…(ノ_・、)


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